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1994年5月 Archive
中華民族は侵略する
<中華思想に潜む危険性に日本人はあまりに無防備だ>
『ボイス』平成6年5月号
「すべての民族は中華民族だ」
「中華思想」という言葉がある。それはふつうシナ人の自民族中心主義的考え方、すなわち英語でいう「エスノセントリズム」のことだとされ、また自民族中心主義を表わす普通名詞にもなっている。自民族中心主義は、どこの地域どの時代にも見られる普遍的現象であるが、シナ人のそれは自己を中華と誇り、他を夷狄とさげすむ強固な文化的差別意識である。
しかし現実におけるシナ人の中華思想の本質は、けっしてそんな生易しいものではない。それは他民族に対するシナ人の侵略を現実化する論理であり、さらなる侵略を予告している侵略の哲学なのである。本稿の目的は、日本人がまったく見逃しているこの冷厳な事実を、できるだけ簡明かつ具体的に説明することにある。
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