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月刊日本 羅針盤 Archive
真実を隠蔽した「日中歴史共同研究」
- 2010年2月24日 11:42
- 月刊日本 羅針盤
『月刊日本』2010年3月号 羅針盤 2010年2月22日
一月三十一日、以前から行われていた、日本と中共の学者による、「日中歴史共同研究」の報告書が発表された。二月一日の産経新聞によれば、この共同研究は、日本の方からわざわざ言い出したものだという。〇五年四月というから、例の中共による官製虐日暴動が起こされた時期だが、訪中した当時の町村外務大臣が提案した。ついで翌〇六年十月、誕生早々の安倍首相が訪中し、今度も日本側から提起して正式に合意し、十二月にスタートしたものである。つまり自民党でも右よりの政治家が推進したのである。
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日本外交は白痴と化した
- 2010年1月24日 09:05
- 月刊日本 羅針盤
『月刊日本』2010年2月号 羅針盤 2010年1月22日
日本の保守と言われる人々は、サミュエル・ハンチントンが、その有名な著書『文明の衝突』の中で、日本を独自の文明として扱ってくれたことを、とても高く評価して喜んでいる。その例はまことに枚挙に暇がなく、日本文明に言及する人は、必ずハンチントンの名前を出すほどである。一例を紹介すれば、『文芸春秋』二〇〇七年一月号の「文春 夢の図書館」と言う特集で、篠沢秀夫さんは、「日本の素晴らしさを伝える十冊」の筆頭に、『文明の衝突』を挙げている。
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自殺者は日米経済戦争の戦死者だ
- 2009年12月22日 21:03
- 月刊日本 羅針盤
『月刊日本』2010年1月号 羅針盤
朝日新聞の十二月六日朝刊、オピニオン欄の「世界衆論」のところに、「日米安保50周年 日本外交を問う」と題する、丸々一ページを使った座談会が載っている。出席者は、岡田克也・外務大臣、五百旗頭真・防衛大学校長、久保文明という東大教授の政治学者、藤田直央という朝日の記者、以上の四人である。
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悪の大帝国・中共を解体せよ
- 2009年11月22日 21:20
- 月刊日本 羅針盤
『月刊日本』2009年12月号 羅針盤
十一月九日は、東西対立の象徴とも言うべきベルリンの壁が崩壊した、二十周年の日に当たった。このベルリンの壁の崩壊を契機に、ヨーロッパで起こった一連の変化によって、世界的な「冷戦構造」が終結したと捉えられているが、そのような理解の仕方は、極めて大事なことを見逃した、明らかに間違った考え方である。
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米中野合という醜悪な現実
- 2009年10月22日 17:04
- 月刊日本 羅針盤
『月刊日本』2009年11月号 羅針盤
週刊誌『ニューズ・ウィーク』十月七日号は、中華人民共和国建国六十周年にあたって、「分裂する中国」と題する特集を組んでいる。その中に、表紙では「中国がチベット独立に怯える本当の理由」と表示された文章があるので、興味を覚えて一読してみた。実際の本体はタイトルが違っていて、「ダライ・ラマは現実を直視すべきだ、 中国が受け入れるはずのない大チベット構想は百害あって一利なし」というもので、この方が中身を忠実に反映していた。つまり表紙の題とはかなり趣を異にしており、チベット自治区のみならず周辺地域を含む、大チベットでの自治を要求している、ダライ・ラマの方針にたいする明確な批判なのである。
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完全に自己喪失した日本
- 2009年9月22日 17:02
- 月刊日本 羅針盤
『月刊日本』2009年10月号 羅針盤
総選挙で民主党が勝利し、とうとう政権交代が現実のものとなった。これによって日本の政治が大きく転換するようなことが言われているが、私には全くそのようには思われない。すでに自民党政権時代に異常になっていた日本の政治が、今後民主党政権になることによって、その異常性がいっそう加速度的に深化すると考えれば間違いないだろう。
私は、この二・三十年間の、政治のみならず日本の全体的異常化とは、日本が日本でなくなること、日本の国家的・民族的なアイデンティティの崩壊だと捉えている。その崩壊は自然に起きたものではなく、意図的に仕掛けられたものであり、つまり計画的な破壊謀略である。その破壊の凶器が例の歴史問題であり、一九八二年の第一次教科書事件から開始された。保守を自認する人々は、東京裁判史観が戦後一貫して強力に存続したように説明するが、私の経験から言ってそれは正しくない。東京裁判史観という日本犯罪者史観はいったん弛緩していたが、教科書事件以後に強固に再構築されたものである。
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左翼思想復活の悪夢
- 2009年8月22日 16:58
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『月刊日本』2009年9月号 羅針盤
今回の総選挙の投票日に予定されている八月三十日は、ある重大事件が発生した日であることを、ほとんどの人は忘れているだろう。今から三十五年前、一九七四年にそれは起こった。いわゆる三菱重工爆破事件という、無差別殺人の一大テロ事件である。その後オウムによる地下鉄サリン事件が起き、これについては何度も回顧されているが、三菱重工爆破事件の方は、マスコミが全くといってよいほど回顧することがないから、忘れられた存在になったのである。では死者八人、重軽傷者三百五十八人という大事件を、マスコミはなぜ回顧しないのか。それはその犯人が、マスコミ用語で言う過激派、警察用語では極左暴力集団、私なりの表現では極左暴徒であるからだと考えて間違いない。
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侵略こそ最悪のテロ
『月刊日本』2009年8月号 羅針盤
中共のいわゆる新疆ウイグル自治区、正しくは東トルキスタンで、独立運動がまた勃発した。日本のマスコミの殆どは、これを暴動といっているが、朝日新聞は騒乱と表現しており、これは朝日の抜け目の無さをよく表している。騒乱の根本原因は、シナ人が他人の土地を非道に侵略しているからであり、侵略されている側が独立を獲得するために立ち上がるのは、歴史から見て至極当然のことである。
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執筆者から読者へ 二村陽子さんへの回答
- 2009年6月22日 16:53
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『月刊日本』2009年7月号
本誌先月号で、私の一文に対する二村陽子さんの感想文を拝見した。二村さんは私に特に回答を求められているわけではないが、折角の機会だから二村さんの文章に関連して、今話題になっている、田母神論文への率直な私見を述べてみたい。
二村さんは次のように言っている。「歴史認識といえば、『あの戦争は侵略だったのか否か』の話だという固定観念自体が、時代遅れで日本を弱体化させている。」私はこの見方に、基本的に賛成である。ただし田母神論文の中心テーマは、「日本は侵略国家だったのか」というのであるから、あの戦争だけでなく、より広く近代史全体への見方に関わるものだろう。田母神氏は結局、「日本は侵略国家ではなかった」と主張されているわけだが、私は「侵略国家でいいじゃないか」という考えである。
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歴史を捏造するロシア
- 2009年6月22日 16:49
- 月刊日本 羅針盤
『月刊日本』2009年7月号 羅針盤
五月二十六日の朝日新聞によると、ロシアで大統領直属の「歴史捏造の試みに対抗する委員会」なるものが、十九日発足した。委員は二十八人で、治安関係の人間が多く、歴史学者は数名で、それも御用学者と評されているらしい。その目的は、「旧ソ連軍に自国民を大勢殺されたポーランドやバルト三国では、第2次世界大戦の歴史の見直しが広がっている」のに対して、反撃するためだとうい。これにはロシア内部でも批判があって、マスコミは「リベラル派の希望だったメドベージェフ大統領」に失望したらしいが、ロシアの政治には全く不案内な私でも、同大統領は始めからプーチン首相の忠実な子分にしか見えない。
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朝日こそ最大の公害企業だ
- 2009年5月22日 16:45
- 月刊日本 羅針盤
『月刊日本』2009年6月号 羅針盤
今からちょうど二十年前、一九八九年・平成元年はいろいろ重要な出来事のあった年だった。年初に昭和天皇の崩御があり、六月に天安門事件があり、後半には東ヨーロッパの共産主義体制が崩壊して、多くの国の民主化が実現した。ところでその年の四月二十日に何が起きたか、覚えている人はどれくらいいるだろうか。
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『産経』に似てきた『朝日』
- 2009年4月22日 16:42
- 月刊日本 羅針盤
『月刊日本』2009年5月号 羅針盤
最近の朝日新聞を見ていると、一瞬、産経新聞に似てきたなと感じられることがある。それは特に中共関係の記事についてであり、以前には、産経では取り上げていたが、朝日はことさらに避けていたような事柄が、比較的堂々と載るようになった印象を受けるのである。
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中共の軍国主義に鈍感な日本
- 2009年3月22日 16:40
- 月刊日本 羅針盤
『月刊日本』2009年4月号 羅針盤
以前から頻りに言われていた、中共の航空母艦の建造が、このところ急速に確定的になった。昨年末に通常空母の建造計画が、そして今年の二月には原子力空母の建造計画が、立て続けに公表されたのである。朝日新聞は、昨年の十二月三十日付けと二月十三日付けで、何れも一面トップで報じており、さらに二月二十七日には両者を受けた、中共海軍の飛躍的拡充に関する、「遠洋へ中国軍の執着」と題する大型記事を掲載している。産経の記事も併せて見ると、空母の建造計画がかなり具体的に明らかになる。
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未だ独立ならず
- 2009年2月22日 16:36
- 月刊日本 羅針盤
『月刊日本』2009年3月号 羅針盤
上野の東京国立博物館で、同博物館・慶應義塾大学・フジサンケイグループの主催による、「未来をひらく福沢諭吉展」が開催されている。この展覧会は、慶應大学の淵源である慶應義塾が創設された安政五年(一八五八)から、昨年で一五〇年になることを記念して、開かれているものであるが、主催者にフジサンケイグループが入っているのは、福沢の起こした時事新報を産経新聞社が引き継いでいるからのようである。
私も過日一見してみたが、最も印象に残ったのは、やはり例の「独立自尊」という四文字熟語である。この言葉は諭吉のものとして極めて有名であるが、本格的に展開されたのは没年の一年前、明治三十三年の「修身要領」においてであるから、諭吉としては最末期の考え方ということになる。この要領は、全二十九条に及ぶかなり長文のものであるが、独立自尊を基本理念としてまとめられている。ただしすでに明治三年の「中津留別之書」には、これも有名な「一身独立して一家独立し、一家独立して一国独立し、一国独立して天下も独立すべし」との文言があるから、「独立」こそ、福沢諭吉の思想を貫く根本概念であると考えて良いだろう。私が「独立自尊」に心を惹かれたのは、これこそ今の日本人が最も喪失してしまった精神、現在最も必要な精神だと思うからである。すなわち独立意識であり、自尊心である。
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『第二の敗戦』の裏に米中の結託
- 2009年1月22日 16:33
- 月刊日本 羅針盤
『月刊日本』2009年2月号 羅針盤
アメリカの金融破綻に端を発した世界大不況に、当初は比較的大丈夫だと言われていた我が国も完全に巻き込まれて、「派遣切り」やら「内定取り消し」やらで、このところ大騒ぎになっている。政治家もマスコミも、今頃になって騒いでいるのだが、我が国にはずっと以前から、デフレ不況による悲惨な犠牲者が、一貫して大量に存在し続けているという事実は、全く顧みられていない。それこそ不況のための自殺者である。
我が国の自殺者は、それ以前は二万人台前半であったものが、一九九八(平成十)年から三万人台に、一万人近く一挙に急増した。その原因が経済不況であることは、国民総生産の下落と明らかに連動しているから、疑問の余地がない。自殺とは自ら命を絶ってしまうのだから、派遣社員の失職や学生の就職内定取り消しとは、比較にならない悲劇であるにもかかわらず、その対策に政治家・官僚はまじめに取り組まず、九八年以後も自殺者三万人台をずっと維持し続けている。つまり不況原因の自殺者の累計は約十万人だから、アメリカのベトナム戦争の死者数万人よりはるかに多い。我が国の国家権力は、国民の生命・財産を守る能力も、それ以前にそうしようとする意志すら無いのである。
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日本人よ‼悲惨な現実を直視せよ
- 2008年12月22日 16:28
- 月刊日本 羅針盤
『月刊日本』2009年1月号 羅針盤
新しい国籍法案が成立した。12月5日、参議院での賛否の結果は、圧倒的な賛成に対して、わずかに反対九人・棄権三人というものだった。このことは日本の国会議員が、完全に国家意識を喪失していることを意味している。国籍という国家の構成員たる重大な資格について、かくまで安易・安直にしか考えることができないのであるから、現在の世界における国家という組織の意味が、全く理解できていないのである。国会議員が国家意識をまるで持っていない、これは悲劇を通り越して喜劇である。
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日本人よ‼オバマの出現に浮かれるな
- 2008年11月22日 16:25
- 月刊日本 羅針盤
『月刊日本』2008年12月号 羅針盤
次期アメリカ大統領にバラク・オバマが選出された。民主党の大統領になると日本に厳しくなると、今から心配している人がいるが、共和党でも民主党でも結局同じことだろう。日本人自身が主体性を持ってしっかり生きてゆくことが肝要なのであって、周りの状況の変化に一喜一憂するのは、現在の日本人の最も悪い癖である。
ところで今回のオバマ当選における報道で、私が最も違和感を抱いたのは、例の黒人で始めての大統領という表現である。人種とは人間を生物学的に区分した概念であるが、絶対的なものではなく、極めて不安定なものである。例えば異なる人種の間にいくらでも子供はできるのだから、異人種間の婚姻を重ねれば、簡単に何人種と特定することはできなくなる。この点はさらに後述するとして、まず、現在使われている人種を表す言葉は、極めて不正確であると、私は以前から考えてきたことについて述べておきたい。
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隠蔽された成田空港問題の本質
- 2008年10月22日 16:22
- 月刊日本 羅針盤
『月刊日本』2008年11月号 羅針盤
中山国土交通大臣は、任命直後のインタビューで、「失言三点セット」を連発して、辞任に追い込まれ、ついには議員も引退するという。三点セットとは、成田空港問題、単一民族問題、日教組問題であるが、日教組だけは頑張ったものの、先の二つは発言自体を撤回してしまった。この撤回してしまった二つの問題において、批判されたのとは全く別の意味で、中山発言には極めて大きな問題があると、私は考えるものである。例えば、中山氏は単一民族だから内向きだといっているが、この断定は明らかにおかしい。これでは単一民族は良くないという事になり、亡国的な一千万移民受け入れ計画など取りざたされている現在、極めて危険な考えであると言わなければならない。ただし本稿では以下、中山氏の成田空港問題に関する発言に絞って、私の見解を述べることとしたい。
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独立自尊の大和魂を取り戻せ‼
- 2008年9月22日 16:03
- 月刊日本 羅針盤
『月刊日本』2008年10月号 羅針盤
北京オリンピックが終わった。その歴史的な評価については、右派論壇においてもいろいろ論じられているようだが、私見を率直に言ってしまえば、中共政府、シナ人の大勝利だと判断せざるを得ない。
そもそも、今回のオリンピックは、開催を決定した際に、人権状況の改善という条件がつけられていたはずである。ところでそれは達成されたのかといえば、事実はまったく逆である。北京オリンピックは、かえって中共国民の人権を積極的に侵害することによって、開催を実現したのである。例えば北京を大改造するために、大量の住民が強制退去をさせられた。また開催時には、100万人以上の出稼ぎ労働者を強制帰郷させた。北京に水の供給を集中させるために、周囲の農村で水田耕作を禁じた。完璧なる公約違反である。
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