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シナこそが最悪の侵略国家だ

『月刊日本』2012年12月号 羅針盤 2012年11月22日

121122.jpg この秋、尖閣諸島をめぐって、日本と中共との紛争が一段と深刻なレベルに到達した。中共の日本に対する物理的暴力の点でいえば、個人に暴力が振るわれと共に、日本企業に対する焼き討ち・略奪が国家権力によって凶行された。それが九月十一日から約一週間の、「反日デモ」ならぬ「虐日国家テロ」である。また言論による暴力の点でも、以前より格段にエスカレートした。その端的な表れが、九月二十七日の国連における、楊外相の日本非難演説である。

 楊外相は、日本は尖閣諸島を「盗んだ」と明言した。それは本来日清戦争によって奪われたものだとし、カイロ宣言によって返還されたものだから、日本の国有化宣言は、戦後の秩序に対する重大な挑戦であると言ったのである。楊外相は、十一月初旬にラオスのビエンチャンで開催された、アジア欧州会議首脳会議でも、同様の発言を繰り返した。
 日本も少しは反論しているようであるが、それは日本の正当性を懸命に主張しているのに過ぎないのではないか。自己弁護に終始するだけでなく、「攻撃は最大の防御である」という言葉があるように、相手の弱点を徹底的に攻撃することこそ、日本が絶対にやらなければならないことである。そのやり方は実は簡単で、相手が歴史問題を持ち出してきているであるから、こちらも歴史問題で反撃すればよいのである。歴史問題とは要するに侵略問題である。この侵略問題くらい、中共・シナ人を攻撃するために、都合の良い武器はない。なぜなら、中共は世界の歴史上最悪の、現実の侵略国家であり、シナ人は極悪非道の、侵略現行犯民族であるからである。
 このことについては、私は本欄で繰り返し述べてきたことであるが、大事なことは何度でも言わなければならない。第二次世界大戦の最大の歴史的意味は、数百年来の植民地体制が崩壊して、アジア・アフリカの多くの民族が独立を遂げたことである。それこそが戦後の国際秩序の最大の要点である。その戦後の民族独立の時代に、歴史の流れに完全に逆行して、モンゴル人・ウイグル人・チベット人の神聖な国土五百万平方キロメートルを、無理やり強奪して出来上がったのが、中華人民共和国という正真正銘の悪の帝国である。戦後秩序に対する最大の敵対者・破壊者こそ、中共それ自身である。
 問題はそれだけではない。楊は日本が尖閣を領有することが、反ファシズム戦争の成果を否定することだと言うが、ファシズムどころか、凶悪極まりないナチズムを継承しているのが中共という国家である。なぜなら、中共は侵略国家である上に、民族絶滅政策を推進しているからである。ナチスはガス室を利用したが、中共では大量のシナ人を送り込んで、その土地の本来の民族を吸収・同化して消滅させるという、民族絶滅の方法としての違いがあるだけである。
 つまり歴史問題・侵略問題こそ、実は日本人が中共に反撃できる、最強の武器なのであり、折角シナ人の方から歴史問題を持ち出して、日本を攻撃してきているのであるから、そのまま熨斗を付けて、シナ人に突き返せばよいのである。こんな簡単なことに気が付かないのは、現在の日本人が騙されきった、精神奴隷民族になってしまっているからである。日本人は政治家も外務官僚も、そのほかの一般の人間でも、尖閣問題でシナ人と論争になったら、お前たちこそ侵略者であり、一日も早く侵略を止めろと言ってあげればよい。
 ただしこのシナ人による現実の侵略問題は、今日の世界おいてことさらに無視される状況にある。チベット人がいくら焼身自殺を行って窮状を訴えても、欧米先進国は目を瞑ってみないようにしている。まさに「裸の王様」状態である。口では民主化問題・人権問題で偉そうなことを言う欧米先進国にして、この体たらくである。特にアメリカは七十一年も前に、日本にハルノートを突き付けたくせに、現実のシナ人の侵略について沈黙するのであるから、まことにふざけた話である。
 したがって日本人こそ、中共が侵略国家であるという、高校の世界史教科書をまともに読んでいれば分かる、全く疑問の余地のない真実を、世界に向かって告発・発信するべきである。なぜならシナ人の侵略は、欧米諸国にとっては所詮他人事かもしれないが、シナ人は日本を明確に侵略の対象としているのであり、日本にとっては自らに降りかかっている問題だからである。それでも中共の侵略犯罪を告発できないような腑抜け民族なら、日本の未来には滅亡の道が待っているだけである。

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