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洗脳教育は森友学園だけの問題か

『月刊日本』2017年4月号 羅針盤 2017年3月22日

最近、森友学園の用地取得が大問題になっている。国会の予算委員会では、安倍首相に関連するということで、野党による格好の攻撃材料にとされた。この問題は朝日新聞あたりが火をつけたようで、かなり以前から大量の報道を行っている。

国有地の取得問題と言えば、私などは真っ先に新聞社による、国有地取得問題を思い出してしまう。朝日新聞は築地の土地をいくらで手に入れたか知らないが、有楽町の土地は売らなかったのだから、結構安価に入手したものであろう。以前のことではあるが、国家権力とマスコミの関係の問題として、この際歴史的に回顧してみる価値はあるだろう。

森友学園問題としては、入手経緯の問題のほかに、学園の教育方針が批判の対象になっている。朝日は早くも2月22の社説と翌23日の大型記事で指摘し、さらに同28日の記事、そして3月1日の社説でも取り上げている。

それによると問題は、一つは園児の運動会での宣誓の問題であり、もう一つは教育勅語の暗唱の問題であるようだ。朝日が入手した映像による28日の記事によると、宣誓とは2015年の時に、「日本を悪者として扱っている中国、韓国が心を改め、歴史教科書でうそを教えないよう、お願いいたします。安倍首相がんばれ、安倍首相がんばれ。安保法制国会通過良かったです」と言ったというもの。勅語の暗唱とは、園児の修了式で教育勅語を暗唱したというものである。

3月1日の社説では、これらを厳しく批判して、宣誓については、「運動会とはおよそ関係のない話で、異様さに耳を疑う」とし、勅語については、48年に国会で排除・失効の確認が決議されているので、時代錯誤だとする。しかし、28日の記事につけられた、岡田耕一教授のコメントに、「幼少期に特定の国を憎むような考え方をすり込むことは、子どもの将来にとって悪影響を及ぼす可能性がある」とあるのは、まさに中共や韓国が国家を挙げて、日本に対してやっていることである。

ところで児童に対する政治教育を実施しているのは、別に森友学園ばかりではない。ほかならぬ朝日新聞自身が、驚くほど熱心に取り組んでいる。昨年11月12日の夕刊に、朝日の投書欄「声」が今年の2月に100周年を迎えるが、授業に新聞投稿を利用する学校が増えているという記事がでている。それによると作文能力や社会への関心を高めるために、投書を書かせて積極的に投稿させるのだという。

そこで問題なのは、投書の場合採用されることを希望するから、どうしても投稿する新聞の論調や投書の傾向に、自然に合わせるようになるに違いないことである。朝日に投稿する生徒は、自然に朝日的価値観に教育されていくわけであり、つまり明らかな洗脳に他ならない。投書者が手本として熱心に読む、朝日新聞の投稿欄「声」が、どれだけ偏向した虐日的、つまり日本ヘイトの内容であるかは、いちいち紹介する必要がないだろう。個人・素人の立場から、朝日の論調をさらに誇張したものであると考えればよい。

この記事に出てくる実施している学校は、神田外語大以外は、東京都立杉並高校、東京都町田市立小山中学、横浜市立並木中央小であるから、全て公立学校である。それに対して、森友学園はあくまでも私立に過ぎない。3月1日の社説では、「他者を排し、一つの考えを植えつけるような姿勢は、公的制度ののっとった公教育としてふさわしくない。『自他の敬愛と協力』の重視を求める教育基本法の趣旨にも反する」と言っているが、朝日がそれをやっているのである。

実は朝日新聞による、児童に対する洗脳教育の方法は、さらに存在する。それは「天声人語書き写しノート」なるものである。天声人語を毎日書き写すための専用のノートで、もちろん朝日が発売している。これは2011年の4月に始まったもので、昨年10月で累計350万部に達したと、大いに自慢している。もちろん児童だけだく暇な高齢者などの利用しているだろうが、学校教育でも使われている。公式サイトで紹介されているのは、神奈川県三浦市の県立平塚農業高校初音分校の事例であるから、これも公立学校である。

胸の悪くなるような偽善に満ちた天声人語の文章を、般若心経の写経のように、ありがたがって書き写すとは、なんとグロテスクな、おぞましい光景であることか。教育勅語の暗唱・素読のほうが、はるかに健康的であるのは、言うまでもない。

 

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sakai-book01.jpg ← 酒井信彦 著『虐日偽善に狂う朝日新聞―偏見と差別の朝日的思考と精神構造』(日新報道 2013/08出版)


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