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2008年8月 Archive

中華人民共和国は侵略の現行犯国家だ

月刊日本九月号 平成二十年八月二十二日発行
 
中共はチベット、ウイグルの民族浄化を狙っている
----- 北京五輪が開催されている最中にも、チベットに続き新彊ウイグル自治区では武装警察隊襲撃事件など民族蜂起が頻発しています。この状況をどう見ますか。
酒井:
 現在、新彊ウイグルやチベットなど中共各地で起こっている民族蜂起を、単なる人権侵害の問題として捉えるべきではありません。これは、シナ侵略主義による「民族の抹殺」に対する戦いそのものなのです。

 中共は、少数民族の言語・文化・宗教を完全に否定し、彼ら少数民族の存在があやうくなっています。中共各地の諸民族が漢民族に抹殺され、同化・吸収させられようとしているのです。

 アメリカ在住のウイグル人活動家で、ノーベル平和賞候補にもなったラビア・カーディルさんが告発している通り、中共は五輪に向けて国内の取り締まりを強化し、最近はウイグル人が集まることさえ許されない状況になっています。カーディルさんは、中共が、ウイグル経済の破壊、ウイグル語の使用制限、宗教に対する厳しい統制、産児制限などの手段を用いて、ウイグル人を消そうとしていると指摘しています。これは「民族浄化」です。

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