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2013年7月 Archive

中韓をつけあがらせる日本の軟弱外交

『月刊日本』2013年8月号 羅針盤 2013年7月22日

 

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韓国の朴大統領が、六月二十七日から三十日まで、四日間にわたって中共を訪問した。今回の訪問の基本的性格は、歴史上初めて日本訪問より中共訪問を優先させた事実に、明瞭に表れている。すなわちそれは中共と結託して日本を抑圧する、対日外交攻勢の発動であった。

二十七日の習国家主席との首脳会談後に発表された共同声明のポイントは、二十八日の産経新聞の記事によれば、「両首脳は共同声明に『最近、歴史問題などにより(北東アジア)地域の国家間の対立と不信が出現し、状況はさらに悪化している。これに対して憂慮を表明する』との文言を盛り込み、日本を牽制した」とある。日本という名指しはなかったものの、明確な両国による対日攻撃である。

この産経の記事では、アメリカが韓国に日本批判を避けるように働きかけ、韓国は当初この文言を盛り込むことに消極的であったが、中共側の強い意向で入れられた可能性が高いと説明している。

韓国の朴大統領が、六月二十七日から三十日まで、四日間にわたって中共を訪問した。今回の訪問の基本的性格は、歴史上初めて日本訪問より中共訪問を優先させた事実に、明瞭に表れている。すなわちそれは中共と結託して日本を抑圧する、対日外交攻勢の発動であった。
二十七日の習国家主席との首脳会談後に発表された共同声明のポイントは、二十八日の産経新聞の記事によれば、「両首脳は共同声明に『最近、歴史問題などにより(北東アジア)地域の国家間の対立と不信が出現し、状況はさらに悪化している。これに対して憂慮を表明する』との文言を盛り込み、日本を牽制した」とある。日本という名指しはなかったものの、明確な両国による対日攻撃である。
この産経の記事では、アメリカが韓国に日本批判を避けるように働きかけ、韓国は当初この文言を盛り込むことに消極的であったが、中共側の強い意向で入れられた可能性が高いと説明している。

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