Home > Archives > 2012年12月 Archive
2012年12月 Archive
尖閣奪還を牽制する朝日
- 2012年12月31日 00:46
- 月刊日本 羅針盤
※このタイトルは編集者によるものですが、あまり正確ではありません
『月日本刊』2013年1月号 羅針盤 2012年12月22日
十二月五日の朝日新聞朝刊に、なかなか面白い記事が出ている。台北の村上太輝夫記者によるもので、見出しは「台湾軍 幻の尖閣上陸作戦 1990年、関係者証言で明らかに」とある。約二十年前の、台湾による尖閣諸島への侵攻計画について紹介したもので、尖閣問題をめぐる一つの側面を知ることができる。ただしこれを大きく報じた朝日新聞の報道意図も、それなりに考えておく必要があるだろう。
- Comments (Close): 0
- TrackBack (Close): 0
野田首相の功績は甚大である
- 2012年12月21日 17:43
- 時評
総選挙で自民党が大勝し安倍内閣が誕生しようとしている。この安倍内閣の誕生は、いろいろと思わぬことの積み重ねの結果であった。人間はすぐに以前のことは忘れてしまうから、ともかく記憶にとどめておこう。
まず最初に、昨年8月に民主党の代表に野田氏が選ばれて、首相に就任したことである。それ以前、菅直人首相は外国人献金問題で辞任寸前であったが、東日本大震災の勃発で一命を救われ、その後居座り続けていたものがやっと交代したのである。
次に今年の9月、自民党の総裁選で、安倍氏が選出されたことである。地方党員に支持が多かった石破、党の長老に担がれた石原を抑えて、議員による投票で選出された。この背景にどういう事情があるのか、いまだに明確ではないが、安倍総裁は可能性としては低かったのではないのか。
- Comments (Close): 0
- TrackBack (Close): 0