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2012年9月 Archive
中ロ間の領土問題につけ込め
- 2012年9月25日 19:06
- 月刊日本 羅針盤
『月刊日本』2012年10月号 羅針盤 2012年9月22日
尖閣問題を巡ってまた中共では反日デモが繰り返され、日本大使に対する襲撃事件まで発生した。かつて列強に領土を侵食された体験を、シナ人はことさらに強調するが、それは本心からのものではなく、自らの根本的な侵略体質を誤魔化すためである。そしてその最も明白な証拠が、以下に述べるロシア極東地方の問題に他ならない。
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侵略国家が侵略するのは当たり前だ、何の不思議もない
- 2012年9月19日 02:32
- 時評
尖閣諸島を日本政府が国有化して、中共では反日大暴動が起きている。日本の中でも、今回の事態を引き起こしたのは、石原東京都知事の購入提案ためで、それまでの安定的状態を壊したとの解説が、マスコミなどでされているのが目に付く。しかし歴史を客観的に眺めてみれば、尖閣獲得は周到に計画された、中共の一貫した戦略の一部であることは、容易に分かることである。
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国家意識・民族意識を完全に喪失した日本人
- 2012年9月12日 10:00
- 時評
今回の尖閣列島の巡る日本と中共の紛争で、中共はまたしても巨大な外交的成果をあげた。それは二つのことから明確に断言することができる。一つは石原都知事が計画した尖閣諸島の実効支配が、日本の国家権力によって完璧に潰されたことであり、もう一つは中共駐在の日本大使が襲撃され、日本国旗を強奪されたことである。
まず都知事が企てた尖閣の都による購入は、多額の寄付金が集まったにも拘わらず、国が都による上陸調査を拒否し、地権者が都ではなく国に売却することに決定したことによって、夢まぼろしとなってしまった。つまり所有者は国になっても、今まで通りの放り出し状態にすることであり、石原都知事の構想した実効支配の実現は完全に潰えた。
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中共の戦争責任・戦後責任に完璧に目を閉ざす韓国
- 2012年9月 4日 22:21
- 時評
前々回でも朝鮮戦争を取り上げたが、この戦争はベトナム戦争と並んで、第二次世界大戦後のアジアにおける大戦争であった。したがってアジアは決して冷戦時代ではなく、熱戦時代であったのであり、冷戦という言い方はあくまでも、欧米中心の見方なのである。しかもベトナム戦争は完全に終わっているのに、朝鮮戦争は現在も休戦状態のままであり、終結していないのである。しかし朝鮮戦争は、あたかも忘れられた戦争になっているのは、まことに奇妙なことと言わざるをえない。
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