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2013年11月 Archive
ウイグル問題の本質は民族独立だ
- 2013年11月26日 16:41
- 月刊日本 羅針盤
『月刊日本』2013年12月号 羅針盤 2013年11月22日
十月二十八日、北京の天安門前にウイグル人の車が突入して爆発した。乗っていたのは男とその妻、男の母親だという。それから間もない十一月六日、今度は山西省の省都太源の共産党省委員会の前で、大規模な爆発事件が起きた。中共政府は、天安門の事件をウイグル人によるテロだと大宣伝を始めたとたんに、はるかに重大なテロである太源事件が発生したのは、まことに皮肉である。
ウイグル人よる天安門突入は、巻き添えになった人間は出たものの、基本的にウイグルの人の置かれた惨状を国際社会に訴えるための、壮絶な自爆行為であるといえる。その意味で、非暴力主義のために焼身自殺を行う、チベット人の行為と何ら異なるものではない。- Comments (Close): 0
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中共に仕組まれた「反日デモ」
- 2013年11月 3日 00:49
- 月刊日本 羅針盤
『月刊日本』2013年11月号 羅針盤 2013年10月22日
昨年の9月11日は、日本政府が尖閣諸島を国有化した日であった。そのため今年も中共で「反日デモ」が起きるのではと予想された。朝日新聞の11日夕刊には、林望記者が北京の日本大使館前の当日の状況を早速伝えている。それによると「11日午前は数人の武装警察官が正門前に配置された以外、特別警備態勢も敷かれなかった。ネットでも目立ったデモの呼びかけは確認されていない。しかし尖閣諸島を巡る対立に歴史認識問題なども重なり、日本への反発は根強い。満州事変のきっかけとなった柳条湖事件が起きた18日などを控え、当局の警戒は続いている」と述べている。
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