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2009年12月 Archive
権力亡者のピエロ、最高実力者としての小沢一郎の正体
- 2009年12月28日 04:25
- 時評
前稿に続いて、小沢一郎について述べることにしたい。実際の政治を中心的に動かしている人間が、陰に隠れてしかるべき地位・役職についていないとき、それは最高実力者あるいは最高権力者と表現される。小沢一郎は、民主党幹事長と言う公的な地位にあるが、その力は民主党代表で内閣総理大臣である、鳩山由紀夫より上であるから、最高実力者といわざるを得ない。それは以前から随所の感じられていたことであるが、最近の天皇会見問題や、来年度の予算編成において、改めて明確になった。
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自殺者は日米経済戦争の戦死者だ
- 2009年12月22日 21:03
- 月刊日本 羅針盤
『月刊日本』2010年1月号 羅針盤
朝日新聞の十二月六日朝刊、オピニオン欄の「世界衆論」のところに、「日米安保50周年 日本外交を問う」と題する、丸々一ページを使った座談会が載っている。出席者は、岡田克也・外務大臣、五百旗頭真・防衛大学校長、久保文明という東大教授の政治学者、藤田直央という朝日の記者、以上の四人である。
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小沢一郎・亡国政治家の本命が権力を握った
- 2009年12月20日 11:05
- 時評
12月15日に行われた、天皇陛下と中共国家副主席・習近平との会見が実現する経緯が、大きな政治問題になった。それは外交ルールに基づいて、いったん中止になり、両者が了解していたものを、中共側が再度蒸し返して、小沢民主党幹事長に働きかけ、小沢がそれを強引に実現させてしまったからである。そしてそれを、宮内庁長官が記者会見を開いて抗議し、またそれに対して小沢幹事長が、感情むき出しで再三に亘って反論している状況である。
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オバマ演説の支離滅裂
- 2009年12月14日 15:08
- 時評
12月10日、ノルウェーのオスロで、ノーベル平和賞の授与式があり、オバマ大統領が、受賞演説を行った。その中身は意外に通り一遍なものではなく、現実に踏み込んだものだった。それはこの世における戦争の効能を、積極的に認めるものだったからである。ではなぜオバマは戦争を肯定したのか。その理由は簡単で、現在アメリカはイラクとアフガニスタンで、現実に戦争を行っているのであり、それを否定することはできないからである。
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拉致被害者は遠からず帰還するのではないか?
北朝鮮を巡る動きが、このところかなり急である。とくにアメリカ国務省のバズワース特別代表(北朝鮮政策担当)が、今月の八日から十日まで、北朝鮮を訪問すると言うから、ここである程度明確なことが、出てくるのかも知れない。私は、北朝鮮問題について、知識も情報も持っているものではないが、全体の世界の動きから、そのように感じられるのである。
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