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2011年1月 Archive
年頭に思ふ 日本の属国化すでに完成したか
- 2011年1月29日 20:37
- 国民新聞
『国民新聞』新春1、2月合併号 2011年1月31日
昨年の尖閣事件は、日本の歴史を画するような一大事件であった。しかしそれは現在どんどん風化し、忘れ去られようとしている。事件の全容を現したビデオは公表されず、犯人釈放にいたる経緯の真相究明も、全くなされていない。その中心人物である仙石官房長官は、数々の問題発言などによって、参院で問責決議が可決され、本所感の作成時には更迭が噂されている。しかし問題とされる発言の中には、私が最大の問題発言だと考えるものは、含まれていないようである。- Comments (Close): 0
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シナ告発こそシナ人への真の友情だ
- 2011年1月25日 20:06
- 月刊日本 羅針盤
『月刊日本』20011年2月号 羅針盤 2011年1月22日
毎年年頭の新聞社説には、今後の展望を意図した総括的な社説が掲載される。朝日新聞でもそのような社説が幾つかみられたが、とくに四日には「中国と向き合う 異質論を超えて道を開け」と題する、中共問題に特化した長文の社説が掲載された。社説であるから論説委員が執筆したものであろうが、論旨が極めて不明瞭な、低質な社説の典型と言ってよいものである。- Comments (Close): 0
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これは利用できる、加藤紘一に対する武大偉の発言
- 2011年1月20日 18:03
- 時評
先ごろ、加藤紘一・元自民党幹事長が訪中して、中共の要人と会談した。同氏は1月11日から13日の日程で、日中友好協会会長の肩書きで行ったようであり、自民党の平沢勝栄、公明党の富田茂之、無所属の辻元清美などの衆議院議員が同行したらしい。会った相手は、11日に尖閣問題のときに名前の出てきた、中共外交の統括者という戴秉国・国務委員、12日に元の駐日大使である武大偉・朝鮮半島問題特別代表だから、テーマは外交問題であったのであろう。
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シナ人が国家意識・民族意識を持っていないわけがない
- 2011年1月12日 11:20
- 時評
私が最近読んだ本に、西尾幹二・青木直人両氏による対談本、『尖閣戦争―米中はさみ撃ちにあった日本』(祥伝社新書223)がある。この本は尖閣事件を契機に出されたものであるが、内容的には副題に示されているように、日本がアメリカと中共両国によって、徹底的に痛めつけられて、没落してゆく状況が解説されている。私も以前から、米中両国は完全に結託しており、アメリカが経済の面で、中共が歴史問題を利用して精神の面で、日本を陥れてきたと考えていたから、本書の説くところには、同意するところが多かった。
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「北京大本営報道」に明け暮れる朝日新聞
- 2011年1月 5日 15:48
- 時評
近年の朝日新聞を見ていると、中共の軍事情報について、かなり詳しく報道するようになっていることに気付かされる。その点については、従来からその種の報道に熱心であった産経新聞と、一見同様になってきたと言える。しかも、最近ではその産経新聞をすら凌駕するまでに達してきているのが、極めて注目される。
極く最近の例では、12月27日の朝刊で、「検証 中国の海洋戦略」と題する、全二ページに渡る大型記事を掲載して、中共の海洋戦略の全般について解説している。そこではカラーの地図で、例の第一列島線・第二列島線を示し、中共から第一列島線を抜けて太平洋・インド洋に出る、九つの出口を丁寧に説明している。また、米太平洋軍のウイーラント司令官へのインタビューも載せている。
極く最近の例では、12月27日の朝刊で、「検証 中国の海洋戦略」と題する、全二ページに渡る大型記事を掲載して、中共の海洋戦略の全般について解説している。そこではカラーの地図で、例の第一列島線・第二列島線を示し、中共から第一列島線を抜けて太平洋・インド洋に出る、九つの出口を丁寧に説明している。また、米太平洋軍のウイーラント司令官へのインタビューも載せている。
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