畠奈津子 著 『百人斬り 報道を斬る』 平成16年（2004年）９月所収
【歴史問題の本質】
現在、日本の歴史認識に関する問題が外国から追求され、教科書改訂や靖国参拝の際に紛糾し、南京事件・慰安婦など多様な個別問題が繰り返し取り上げられている。その目的とするところは、敗戦直後の東京裁判の目的と同一で、結局日本人の自尊心を破壊して、精神的負い目を感じさせ続け、精神的劣者の状態に貶めておくことにある。ただし当時はアメリカがやっていたのだが、今は専らシナ人・朝鮮人がこれを積極的に利用していると言う点に違いがある。したがって個人の場合で言えば、それは「いじめ」であり、偏見・差別・迫害なのである。歴史問題はそれを民族・国家的規模に拡大したものに過ぎない。つまり歴史問題の本質とは、日本に対するシナ人・朝鮮人による国際的いじめ、国際的偏見・差別・迫害だと明確に断言することができる。しかもその精神的恐喝によって、数年前、名古屋市緑区扇台中学校の中学生が５４００万円脅し取られたように、対中ODAに代表される各種の膨大な経済的損失も蒙っている。我々日本人こそ、歴史問題におけるとてつもない被害者なのである。
【虐日日本人の暗躍】
ところでこの歴史問題においては、日本人のかなりの部分が、シナ人・朝鮮人側に加担していることが重大である。例えば朝日新聞社・岩波書店と言った組織・団体・大江健三郎・加藤周一・本多勝一・家永三郎・松井やよりと言った個人である。それは河野洋平のように国家権力の中枢にまで侵入しており、かつ世の中に広くはびこっている。この現象を、「不思議だ」として理解できないと言う保守的知識人がいるが、家庭内暴力つまりドメスティック・バイオレンスに例えて考えれば簡単に分かる。これらの人々・組織は、同胞である日本人を精神的に迫害し、精神的暴力を振るうことが嬉しくて堪らないのであり、国家・民族の規模におけるドメスティック・バイオレンスを実践しているのである。しかも一般的な迫害と違って、自分は正義の体現者であると言う、狂った正義感を満足させることができる。この精神構造は大学紛争の際の暴力学生や、中共の文革大虐殺の紅衛兵と基本的に共通するものである。これらの人々を「反日日本人」と言うが、それでは不充分で「虐日日本人」と言うべきであり、「虐日偽善主義者」と呼ぶこともできる。彼らこそ日本の体内に巣くった最大のガンである。
【中共は現実の侵略国家、シナ人は侵略現行犯民族】
現在の日本人の愚かさはそれだけではない。虐日日本人は、日本の過去を反省すべきだ直視すべきだと言いながら、アジアにおける侵略の現実には全く目をつむっている。それは中華人民共和国（中共）と言う国家の実態の認識である。中共はかってのソ連と同様に、他民族を侵略支配する侵略国家であるから、明らかに悪の帝国である。日本の２６倍、全ヨーロッパに匹敵する中共の領土の半分以上は、実はチベット・ウイグル・モンゴル３民族の土地であるが、シナ人に侵略・併合されているのである。したがってソ連が解体したように、解体・消滅するのが歴史のあるべき流れである。この不当極まる現実を、虐日日本人を含めて殆どの日本人は全く直視しない。それどころかこの現役バリバリの侵略国家に、歴史問題を理由にして迫害・恐喝され、それにだらし無く屈服し続けているのだから、その無様さはたとえようが無い。現役の強盗犯に、「昔俺の家に強盗に入ったな。反省・謝罪・補償しろ」と因縁をつけられ、ゆすられたかられているのと同じである。まさに間抜け・腑抜け・腰抜けの３抜け状態である。永い歴史の中で、日本民族がこれほど駄目になったことはかって無かったろう。史上最低の日本である。つまりシナ人による日本人の精神にたいする侵略すなわち間接侵略は、紛れも無く大成功を納めている。かってのシナ人が「眠れる獅子」なら、今の日本は「騙され切った猿で」ある。
【シナ侵略主義の最大の特徴、民族絶滅】
ところでシナ人による侵略の最大の特徴は、侵略している異民族を単に支配するだけでなく究極的には絶滅させようとする点にある。そのやり方は侵略地域にシナ人を大量に送り込み、異民族を同化・吸収して消滅させるのである。これを旧ユーゴ紛争の際には、民族浄化＝エスニック・クレンジングと言っていたが、この表現は余りにも御上品すぎる。正確には民族絶滅、英語ではエスニック・ジェノサイドあるいはエスニック・ホロコーストと呼ぶべきである。つまりシナ人がやっていることは、ナチスの民族絶滅政策と少しも変わらない。ナチスはガス室を使ったが、中共の場合シナ人と言う人間そのものが、異民族絶滅の凶器になっているだけの違いである。これはシナ人の伝統的侵略方法であって、孫文は『三民主義』の中で何度も自慢げに語っている。
【シナ人がたくらむ日本侵略・日本人絶滅】
日本は過去を反省・謝罪しないから、同じ過ちを犯すに違いないと非難されている。それならば現実の侵略国家である中共、侵略現行犯民族であるシナ人が、更なる侵略に乗り出すことは、必然中の必然と言わなければならない。そもそも歴史問題を利用することにより、日本人の自尊心と誇りを滅茶滅茶に破壊して間接侵略を行っているのは、直接侵略のための地馴らしに外ならない。歴史問題における日本政府の卑屈極まる対応や、シナ人の完璧な走狗である虐日日本人の繁殖振りをみて、既にシナ人は日本侵略の実現性を確信している、と私は確信する。侵略国家が侵略するのは、全く当たり前の話であり、それを警戒しない方が、底無しの馬鹿なのである。いくら人口が多くても、経済力があっても、高性能兵器を所有していても、知力と精神力を欠いた白痴・腑抜け国家では、侵略を防ぐことはできない。そしてシナ人による侵略は、単なる支配に止まらず日本人絶滅に及ぶのだろう。それは中共のチベット・東トルキスタン・南モンゴルで現実に進行していることなのである。
【シナ侵略主義の打倒・撲滅が日本民族の使命】
シナ人侵略者と戦わなければ、侵略され そして絶滅されるだけである。日本人は今こそ精神的奴隷状態を脱却して、民族精神すなわち大和魂を取り戻さなければならない。そしてあらゆる意味でシナ人と対決して、シナ人の不当極まる侵略を止めさせなければならない。侵略の歴史と言うより現実を精算しなければならないのは、まさにシナ人の方なのである。シナ人による日本人に対する誹謗・中傷・罵詈・雑言は、シナ人にこそ何万倍も当てはまる。現在における人類最大の敵であるシナ侵略主義の打倒・撲滅こそ、正義の中の正義であり、それは日本民族に課せられた崇高な使命である。
←多くの皆さんに知ってもらうためにもクリックをお願いします。
- 次の記事: 日本人を敵視するシナ人を敵視せよ
- 前の記事: 東アジア共同体構想の欺瞞性と危険性
