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日本人を敵視するシナ人を敵視せよ

國民新聞 平成十六年十月二十五日

 アジア杯サッカーでシナ人の反日暴動が起きて、いまさら驚いている人間がいることに私は驚いている。シナの反日と言うよりも虐日の動きは、最近でも西安寸劇事件、珠海売春事件、尖閣不法上陸事件など枚挙にいとまのないほど起こされているのであり、予想しない方が間抜けなのである。

 さらに、このサッカー暴動については、新聞、雑誌などにかなり大量の関係記事が出現したが、ピント外れのものが極めて多かった。たとえば暴動が起きた理由を、貧富の格差など社会的不満が暴発したものとする解説が目に付いたが、中共の貧困者が高額のサッカーを観戦できるわけがなく、彼らは富裕なインテリ層に違いない。またインターネットで、日本に対する罵詈雑言をわめき散らしている人間も、この階層であるのは明らかである。

 ところで、今回のサッカー暴動の背景に、江沢民による「愛国主義教育」と言う名の、日本のみを標的にした虐日教育が存在することは、それなりに間違いではないだろう。

 この愛国主義教育は九十四年八月に発動されたものだが、日本の政府もマスコミも学者も、この重大問題に対して、「見ざる言わざる聞かざる」の三猿状態に陥っていたことは、本年二月に出版された鳥居民氏の『「反日」で生きのびる中国』に詳しい。今回の事件で、今まで沈黙していた多くのシナ・中共専門家が、急にその存在を指摘している様子は、まことに滑稽であった。

 ただし、今回の事件の解釈で最も間違っているのは、殆どの論者がこの暴動が当局の意向に反して起きたかのように述べていることである。

 このアジア杯サッカーで虐日行動は、西安、珠海、尖閣と同様に、国家権力そのものの公認と指導、監督のもとに行われた全くの官製暴動であることは間違いない。日本を攻撃する文言の横断幕など、キチンと荷物検査をすれば持ち込めるわけがないのである。

 八月末、中共鉄道への日本の高速車両納入に反対署名を集めたホームページ「愛国者同盟網」が、当局によって閉鎖されたという。ということはそれ以前の日本に対する罵詈雑言に満ち満ちた数々のホームページは、総て当局の公認によっていたことが、完全に証明されたわけである。

 最近話題になった馬立誠らの「対日新思考」では、インターネットなどに現れた虐日の動きを、総て若者たちの自主的な行動であるかのように述べて、それを修正すべきだとしているのである。しかし、江沢民の愛国主義教育の存在には完全に目を瞑っている。この対日新思考については、日本の保守派の中にさえ歓迎する向きもあるが、全く大甘と言わざるを得ない。

 さて、前記の鳥居民氏の著作の内容には、大きな疑問点が存在する。それは中共の日本敵視政策が、江沢民から始まったかのように述べている点である。これは明らかな間違いである。中共の反日・虐日キャンペーンはそれ以前から一貫して行われてきた。また鳥居氏は江沢民の引退により中共の虐日攻勢は間もなく終了すると判断しているが、これも当然間違いである。

 戦前の排日、侮日はひとまず置くとしても、情報を使ったシナ人の対日攻勢は中共建国以来一貫したものである。

 国交成立後しばらくは「日中友好」でカムフラージュしていたが、その時既に「日中共同声明」と「日中平和友好条約」で、狡猾に爆弾は仕掛けられていた。それを爆発させたのが国交成立からちょうど十年目の、侵略を進出に書き換えたとする第一次教科書事件である。この事件の真相はいまだに解明されていないが、日本人も加担した完全な謀略であるに違いない。

 以後、四年後の第二次教科書事件と靖国神社参拝問題など、中共の虐日攻撃はますます拡大、深化していった。

 鳥居氏は愛国主義教育を「江沢民の戦争」と表現しているが、シナ人はずっと対日情報戦争を戦い続けているのである。日本はその情報戦に完敗して精神奴隷に成り果てている。これこそが第二の敗戦である。

 すなわち、シナ人の対日情報戦は現時点で大成功をおさめている。日本国内に自国を貶めることに熱狂する虐日日本人が大量に出現しているからである。今や中共の支配者たちは、日本への直接侵略の実現性を確信しているに違いない。日本からアメリカ軍がいなくなれば、直ちにシナ人の軍隊がやってきて、虐日日本人たちはそれを大歓迎するだろう。

 では、精神の奴隷状態を脱却して、シナ人の侵略を防御するには何をしなければならないのか。それはとにもかくにも戦うことである。情報戦争は個人のレベルで考えれば偏見、差別、迫害であり、いじめであり、誹謗、中傷である。おとなしくしていて、積極的に反撃しなければ、いじめ、迫害を止めさせることは出来ない。

 日本人に最も必要なのは、戦う意志とそれを態度で表明することである。そして、戦うためには敵を明確に認識しなければならない。日本の敵には内部の敵と外部の敵とがある。言うまでもなく、内部の敵が虐日日本人で、外部の敵がシナ人である。要するに、日本人はシナ人を、満腔の敵意をもって徹底的に敵視しなければならない。

 そもそも、中共は現実の侵略国家であり、シナ人は侵略現行犯民族である。侵略国家、侵略民族が侵略するのは当たり前の話で、それを警戒しない方が異常なのである。しかも、その侵略民族が国を挙げて、日本及び日本人を敵視しまくっているのであるから、日本人がシナ人を敵視しても全く問題はない。しなかったらその方が底無しの馬鹿である。

 それでも、シナ人を敵視することに躊躇する病的なまでに心の優しい方々には、良いことを教えてあげよう。平成九年二月九日の朝日新聞の長期連載「中国・台湾とどう付き合うか」の中で、在日シナ人作家莫邦富は、日本人を脅迫する意図のもとに、ヌケヌケとこう言っている。「相手を敵と見ることはイコール相手に敵と見なされることだ」。

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