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2010年11月 Archive

尖閣事件と連動している北朝鮮の韓国砲撃

  • Posted by: 中の人
  • 2010年11月30日 16:21
  • 時評
101130.jpg 北朝鮮が突然に韓国の島を砲撃して、軍人と民間人に犠牲者を出してから一週間になる。この事件については、色々と報道されているが、これは決して偶発的な事件ではなく、周到に計画された行動であることは、極めて明らかであろう。またその理由についても、新指導者・金正恩に対する軍部の忠誠を示したものであるなどと言われているが、過去の歴史の流れから考えても、また事件発生以後の関係諸国の動向から考えても、北朝鮮問題を解決するために設定された、重要な一段階としての演出であることは間違いない。

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シナ侵略主義の脅威を見過ごすな

『月刊日本』2010年12月号 羅針盤 2010年11月22日

101124.jpg 国連地球生きもの会議が、十月十一日から三週間に渡って名古屋で開催された。私はこの会議の内容は良く分からないが、マスコミはかなり以前からこの会議の開催について報道していた。私が会議のキーワード「生物多様性」と言う言葉から思ったのは、では「人間の多様性」については問題にしないのかと言う疑問である。
 人間の多様性と言っても、いわゆる人種のことではない。人種は人間を生物として区分する目安であるが、人種は「混血」によって、幾らでも中間的な存在ができるから、極めて不安定なものである。したがって人間の多様性とは、「民族の多様性」に他ならない。一つの文化の担い手である民族が、人間の多様性を表現する単位である。現在の世界は、その民族の多様性が失われる危機に直面している。

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尖閣事件で証明された「日中友好」の完璧なる破産

  • Posted by: 中の人
  • 2010年11月19日 21:59
  • 時評
101119.jpg 現在、尖閣事件の問題は、もっぱらビデオ流出の過程ばかりに関心が集中して、重要な問題がなおざりにされている。それはビデオが公開されなかった理由であり、そしてビデオの中身の全容である。しかしそれは一向に明らかにされていない。その罪が厳しく問われるべきは、海上保安官などではなく、船長を釈放した上にビデオの公開を中止し、国家の威信を甚だしく傷つけた、首相・官房長官という最高権力者の方である。
 そのほかにも今回の尖閣事件の関連で、注目されなければならない問題は沢山あるが、その中でも重要な一つとして、いわゆる「日中友好」運動の完璧な破産があると思われる。1949年に中共が成立して以後、今までの約60年間に、中共は基本的に一貫して、「日中友好」を建前として掲げてきた。今回の事件で、中共はそれを明らかにかなぐり捨てたと言わなければなら無い。しかし日本人は、そのことが明確に認識できていないらしい。

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日本国家の面目はとっくに丸潰れになっている

  • Posted by: 中の人
  • 2010年11月13日 11:40
  • 時評
101113.jpg 現在、横浜・東京周辺は、APECのテロの警備で「厳戒」体制である。全国から大量の警察官が動員され、物々しい警備が実施されているが、これでどのくらいの予算が使われているのであろうか。若い人々は知らないであろうが、以前は朝日新聞などは、このようなことがあると、「過剰警備」だと盛んに批判的し、かつ揶揄するような報道を展開していたものである。とくに約40年前から20年前頃まで、つまり大学紛争の頃から昭和天皇が崩御して一連の代替わりの儀式が挙行された頃までは、極左勢力が力を維持していて、三菱重工爆破事件に代表されるような、結構過激かつ凶悪な事件を起こしていた。にもかかわらず警備に批判的だったのは、朝日新聞は大学紛争以来、極左勢力の応援団的な存在であったから、当然と言えば当然と言えるだろう。

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サルコジ・フランス大統領、中共に対して再度の屈服

  • Posted by: 中の人
  • 2010年11月 7日 22:07
  • 時評
101107.jpg 11月4日から5日にかけて、中共の胡錦濤主席がフランスを訪問し、中仏首脳会談が行われたた。今回の訪問で頻りに言われているのは、フランスのサルコジ大統領が中共の人権問題を取り上げなかったとされることである。これは中共の劉暁波氏へのノーベル平和賞の授与が話題になっている折から、とくに注目されたものである。大統領自身は話題にしたと言っているようであるが(11月7日、産経)、取り上げたとしても、ホンの言い訳程度のものであろう。今回の訪中で中共側はフランスから、航空機や原子炉とその燃料など、大量の買い付けを行った。それは総額200億ドル(1兆6000億円)あるいは1600億ユーロ(1兆8000億円)とも言われており、驚くべき巨額のものである。そのために、大統領は人権問題を避けたとされるのであり、そうだとすれば私が以前のブログ「欧米人権主義のシナ人に対する完全なる敗北」で取り上げた、ドイツのメルケル首相と同様に、金に目がくらんで人権をないがしろにしたといえるわけである。

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必聴の講座「日本ナショナリズム研究所の歴史基本講座」

101104.jpg【講座開講の主旨と目的】
 国家終焉の断末魔が聞こえてくる昨今、目を覆う個々の諸問題に対応するのは勿論だが、世界史の基本を学び、その原点から発想すれば現代日本の諸問題をより深く認識できる。錯綜する些末な現象に惑わされず、本質を見極めたより効果的な運動を期待できるであろう。
 歴史の基本を学ぶ上で大切な点は、日本史を世界史の座標軸に据え、なおかつ要点を押さえ理解することである。このような歴史の基本教育は今の学校教育ではまず教えられることはないし、マスコミにおいても無視されている。
 現在の日本が混迷状態に陥っている根本原因は、大和魂すなわち民族意識を完全に喪失しているからである。民族意識を取り戻すためには、日本の過去の栄光を追い求めるだけでは駄目で、世界の近代史と現実に関する、基本的な客観的真実を知る必要がある。
 本講座を開講する目的は、受講者がそれを学ぶことによって、日本を再生する先兵となってもらうことにある。

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10・17秋葉原デモを「報道」してしまった朝日新聞

  • Posted by: 中の人
  • 2010年11月 2日 15:11
  • 時評
101102.jpg 尖閣事件で中共に抗議する、「頑張れ日本 全国行動委員会」主催のデモが、10月2日に行われたが、日本のマスコミが全く報道しなかったことが、インターネットの世界でかなりの話題になった。私もこのブログで、中共への批判を売り物にしているはずの産経新聞が、このデモを全く報道しなかった事実の重大性を、「尖閣事件報道における産経新聞のすさまじい裏切り」と題して、特に指摘しておいた。

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