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時評 Archive
【新聞に喝!】朝日は「宗教的な執念」、産経は「反日思想?」 あまりに不可解な寺社への液体テロ
【新聞に喝!】産経新聞 2017.4.30 10:24
朝日は「宗教的な執念」、産経は「反日思想?」 あまりに不可解な寺社への液体テロ
元東京大学史料編纂所教授・酒井信彦
http://www.sankei.com/column/news/170430/clm1704300007-n1.html
液体のようなものがまかれた跡が残る重文の橋殿=9日午後、京都市左京区の下鴨神社(北崎諒子撮影) |
4月上旬、下鴨神社、金峯山寺、首里城、明治神宮などで、次々と日本を代表する文化財である神社や寺院の建築物に、わざわざ液体をかけて汚染する犯罪が頻発した。容疑者は同月13日に警視庁から公表され、14日の新聞で報道された。
中国人の中年の2人組の女で、朴今玉、朴善愛−と実名も明らかにされ、建造物損壊と器物損壊容疑で逮捕状が出された。しかし、その2人が国外に出た後だったという。
この容疑者が判明する以前の段階で、個別の事件の報道ではなく、一連の事件の背景を探った総括的な記事が、4月6日の産経、7日の朝日、8日の読売に出ている。各紙が背景を探る場合に参考としたのは、2年前に連続的に起きた同種の事件であり、詳しく言及している。
それは奈良県の東大寺や千葉県成田市の新勝寺などで連続的に、油のような液体が建物にまかれた事件である。この時も犯人は特定されて、千葉県警は香取神宮の件をもとに、建造物損壊容疑で、日本国籍で米国在住の50代の医師の男の逮捕状を取っているが、男は出国したままである。
これらの記事で注目されたのは、産経と朝日の犯人像に関する論調の相違であった。産経が「反日思想?」と反日の要素を重視しているのに対して、朝日は「『宗教的な執念』か」と宗教的要素に注目しているからである。
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【新聞に喝!】鉄道自殺の報道に思う
【新聞に喝!】産経新聞 2017.3.26
鉄道自殺の報道に思う 元東京大学史料編纂所教授・酒井信彦
http://www.sankei.com/column/news/170326/clm1703260007-n1.html
3月5日の夜、東急東横線の祐天寺駅(東京都目黒区)で、中学2年の男子生徒が電車にはねられて死亡した。私が目にした範囲では、朝日新聞の6日の夕刊と産経新聞の7日の朝刊に小さな記事が載っている。防犯カメラの映像から、少年はホームから飛び込んだようで、警察は自殺であると判断しているという。
鉄道自殺の記事が新聞に載るのは、実はきわめて珍しい。この記事には「人身事故」という言葉が使われていないが、ふつうは「人身事故」と表現されるだけで、自殺である“事実”は隠されているようだ。しかも新聞の本紙には載らず、新聞の電子版の方には数多く出てくる。
それは毎日のように起きており、何月何日の何時ごろに、何線の何駅で人身事故が発生し、何時ごろ復旧したが、何人の乗客に影響を与えた−ときわめて簡略に書かれている。どんな人間であるかは全く説明されない。つまり、徹底的に電車の遅延問題として扱われるわけである。
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世界中に日本人の馬鹿さ加減をさらけ出した安保法制騒ぎ
- 2015年10月 3日 11:55
- 時評
九月十九日の未明、参議院で可決されて安保法制がようやく成立した。これで安心しているようでは全く逆である、日本の危機は一層深まったと考えなければならない。盲目的・狂信的・白痴的平和主義を、マスコミが大々的にキャンペーンして、反対デモを扇動しまくり、芸能人まで無責任に発言して、全くリアリティーのない反戦平和の空念仏が、大合唱されたからである。
したがってデモの人間こそ多くはないが、この事態は六十年安保の時と比べて、ある意味で遥かに深刻であると考えなければならない。当時は敗戦からわずかに十五年後であり、戦争の記憶も鮮明な時期である。しかも世界的に共産主義が隆盛の時代であり、日本の左翼勢力もはるかに強力であった。したがってあれだけの大量動員も、可能であったわけである。
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安倍談話、逆転利用するしかない
- 2015年9月 5日 10:30
- 時評
以前から頻りに話題になっていた、戦後70年を期した安倍首相の談話が、8月14日に発表された。それは予想された通り、以前の談話を完全に引き継ぐものであり、これによって1982年の第一次教科書事件に開始された、東京裁判史観の再構築は完全に完成した。つまり安倍首相が本来目指した、日本罪悪論という歴史観の克服は、完全に失敗したのである。この事実をしっかりと見つめ、自覚しなければならない。
こうなってしまった原因は色々あるだろうが、結局最大の要因はアメリカの存在である。第一次教科書事件以来の歴史問題では、中共と韓国が主役を務めていたが、そもそも東京裁判史観の本家本元はアメリカである。このアメリカの歴史問題に対する態度は、すでに今から八年前の最初の安倍内閣の時における、アメリカ議会での慰安婦決議に明確に表れていた。
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「憲法違反」と言うなら、「憲法が違反」しているのだ
- 2015年8月 7日 10:47
- 時評
安保法制の大騒ぎで頻りに叫ばれたのは、「憲法違反」の四文字であった。しかし反対者の主張のように今度の安保法制が憲法に違反しているとしても、それは今に始まったことではない。つまり解釈改憲はずっと以前から、憲法を作ったアメリカ占領軍自身の手によって行われていた。
それを端的に示しているのが、例の第九条であって、その条文を文字通りに素直に理解すれば、軍事力の保持も軍事同盟の締結も、両方とも九条違反だということになる。つまり自衛隊も日米安保条約も、九条に違反しているのだし、憲法に違反しているわけである。
以前においては護憲派は頻りに、「非武装中立」と叫んでいた。つまり自衛隊を廃止して、日米安保条約を廃棄することである。しかし今はそんなことはまるで言わない。
安保法制に反対する国会デモでは、「九条を壊すな」というプラカードがあった。しかし九条はとっくに壊れているのである。「九条の会」なる巨大な組織があるらしい。彼らは九条を守れとばかり言っているが、自衛隊も日米安保も廃止して、本当の九条の理念に復帰せよと言わなければならないのだ。まるで筋が通っていない。
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「戦争法案」、大いに結構
- 2015年7月18日 15:33
- 時評
安保法制が衆議院で可決された。反対派はわざわざ「戦争法案」と名付けて、批判するつもりになっているが、これはもともと戦争が出来るように作られてものだから、「戦争法案」の名称は、肯定的な意味としても、まことに相応しい。その理由は極めて簡単で、戦争が出来る国でなければ、侵略を防ぐことができないからである。
ではどの国がわが国侵略するのか。それは中共に決まっている。中共は、フィリピンのアキノ大統領が明言したように、現実に存在するナチズム国家である。つまり別稿(「アジアに蘇ったファシズム国家」)で説明したように、赤色ファシズム国家・侵略国家・ジェノサイド国家という、ナチズム国家の三要素を見事に備えている。
ただし従来は鄧小平の「韜光養晦」路線によって、その本質を隠して猫を被っていた。それが世界第二の経済大国・軍事大国に成長したことによって、本性を露わにしたのである。しかも日本の領土である尖閣諸島に対して、「核心的利益」の範囲に入るとしたのだから、明らかに我が国に対する侵略宣言である。
国際状況は大きく変わったのである。従来以上に解釈改憲の度合いが進んだとしても、それはあまりにも当然のことに過ぎない。しかしこの中共による侵略宣言という厳然たる事実に対して、反対派はちっとも直視しようとしない。中共の軍事的脅威にさらされている諸外国の方が、遥かに理解しているのに、驚くべき鈍感さと言うしかない。
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いまなすべきことは、精神的敗北の現実を直視し、反撃すること
酒井信彦(元東京大学教授) 『伝統と革新』16号 平成26年7月1日 たちばな出版
1、二つの大戦と歴史の進歩
今年は1914年に第一次世界大戦が起こってから、ちょうど100年になる。20世紀の前半に起こった、第一次・第二次の世界大戦は、膨大な犠牲者を出し点では悲惨であるが、それが歴史の進歩に大きく影響したことも、同時に明らかな事実である。
第一次大戦は、バルカン半島の民族問題を切っ掛けに起こった。そのため終結にあたって、アメリカ大統領ウィルソンの提案に民族自決の原則が謳われ、ヴェルサイユ講和会議によって、東ヨーロッパに、フィンランド、バルト三国、ポーランド、ハンガリー、チェコスロバキア、ユーゴスラビアの八つの独立国が一挙に誕生した。その結果ドイツ帝国、オーストリア帝国、ロシア帝国、トルコ帝国の四つの帝国が消滅した。この民族独立こそ、第一次世界大戦の歴史的意義と言える。
ただしこの時この原則が適用されたのは、ヨーロッパのみであって、広大な列強の植民地の民族は独立できなかった。それは歴史的な課題として残されたのである。
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【朝日の大罪】検証は「居直り」「開き直り」
※以下は産経新聞『夕刊フジ』掲載された記事をそのまま転載したものである。
【朝日の大罪】検証は「居直り」「開き直り」 元東京大学教授・酒井信彦氏
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産経新聞『夕刊フジ』 平成26年8月24日
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"朝日は、慰安婦報道の大誤報で |
朝日新聞が「慰安婦問題を考える」という特集記事を掲載し、自社報道の検証結果を公表して2週間以上が過ぎた。これは安倍晋三政権が行った「河野洋平官房長官談話」の検証と関係しているのだろうし、見出しに「読者の疑問に答えます」とあるから、読者の要求もあったのだろう。
今回の検証を、朝日が従来の報道を反省していると捉える人もいるようだが、それは、まったく違う。これは明らかに批判に対する、「居直り」「開き直り」以外の何物でもない。
それは、編集担当の杉浦信之氏による「慰安婦問題の本質 直視を」と題する文章に端的に示されている。そこでは「『慰安婦問題は朝日新聞の捏造だ』といういわれなき批判」とか、「元朝日新聞記者が名指しで中傷される事態」などと言っている。
確かに、従来の記事を取り消したところはある。2番目の「『済州島で連行』証言」という項では、吉田清治氏の証言について、見出しで「裏付けられず虚偽と判断」とし、末尾の「読者のみなさまへ」では、「吉田氏が済州島で慰安婦を強制連行したとする証言は虚偽だと判断し、記事を取り消します」とある。
しかし、朝日は、慰安婦問題における「強制性」をあきらめたわけでは決してない。
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「女性国際戦犯法廷」、今から14年前を顧(かえり)みる
性奴隷=天皇制を画策した国際的大陰謀 正式名称は「日本軍性奴隷制を裁く女性国際戦犯法廷」 |
「河野談話」が発表されたのが平成5年、その8年後に「女性国際戦犯法廷」が、首都のしかも皇居と靖国神社に隣接する九段会館で開かれた。慰安婦強制連行が世界に向かって発信された記念碑となる政治集会であった。開催の中心的人物で、最も精力的に活躍したのが元朝日新聞の編集員であった松井やより、彼女は「河野談話」を世界に定着させ、同時に「性奴隷」を天皇制の一構成部分であると喧伝した。彼女はおよそ8年を費やして、「女性国際戦犯法廷」を成功させた。
その時点で、日本国家と民族を貶める松井やよりの目的はほぼ達成したのであった。
以下本文、なお小見出しは主権回復を目指す会による。
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朝日新聞研究Ⅱ
- 2014年8月 9日 22:41
- 時評
『朝日新聞研究』(酒井信彦)Ⅱ 平成26年7月8日~12日(全5回) 産経新聞『夕刊フジ』連載記事 |
№①矮小化 中国の軍事的脅威 №②「河野談話」見直しを牽制 №③目立つタレント“政治利用” №④軍事的危機から目をそらす №⑤本質は他民族への侵略問題 |
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朝日新聞研究
- 2014年7月25日 12:07
- 時評
『朝日新聞研究』(酒井信彦) 平成26年4月22日~25日(全5回) 産経新聞『夕刊フジ』連載記事 |
№①元朝日新聞記者(松井やより)を中心に開催された政治ショー №②虚偽に満ちた習主席の講演 №③学生運動との関係 №④過去を断罪 №⑤虐日偽善の姿 |
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大和魂再生とニッポンの敵
- 2014年6月 3日 18:03
- 時評
『大和魂再生 ニッポンの敵』(酒井信彦) 平成25年12月3日~7日(全5回)産経新聞『夕刊フジ』連載記事 |
№①中国 №②韓国 №③沖縄併合論・独立論の異常 №④歴史問題 №⑤逆日偽善 |
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東京大空襲こそホロコースト博物館の展示として最もふさわしい
- 2014年3月 4日 18:12
- 時評
【ホロコーストの語源】
ナチスによるユダヤ人大虐殺のことを「ホロコースト」と称する。ではなぜユダヤ人大虐殺が、ホロコーストなのであろうか。ちなみに、良くも悪くも最も有名な国語辞典である『広辞苑』のホロコーストの説明では、「大惨害、大虐殺。特にナチスによるユダヤ人大虐殺を指すことが多い。ユダヤ教の全燔(はん)祭の丸焼きの供物が元の意味。」とある。この「燔」という文字を漢和辞典で引いてみると、「①焼く。②あぶった供え物、焼いた肉」とある。
【ドイツのホロコーストは「毒殺」という化学処理】
例のウィキペディアの冒頭の説明では、「第二次大戦中のナチスドイツがユダヤ人などに対して組織的に行った大虐殺を指す。元来はユダヤ教の宗教用語である燔祭(獣を丸焼きにして神前に供える犠牲)を意味するギリシャ語で、のち転じて火災による大虐殺、大破壊、全滅を意味するようになった」とある。
つまりホロコーストとは、もともとユダヤ教の用語であったので、ユダヤ人虐殺を表現する言葉として使われるようになったのである。神への供物としては、生贄(いけにえ)というのは生きたままの動物を殺して捧げるのだが、ユダヤ教の場合は丸焼きにしてから捧げたわけである。
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愚劣な現代史の象徴としての成田空港
- 2013年5月21日 23:29
- 時評
成田空港がこの5月20日で、開港35周年を迎えた。実は1978年3月28日に開港を予定していたのだが、直前の3月26日に、過激派・極左暴徒が管制塔に殴り込み、管制機器を徹底的に破壊したために、開港が遅れたのである。
本年5月19日の朝日新聞は、「開港は難産だった。地元農民らが反対運動を繰り広げ、78年3月には過激派が航空管制塔を占拠」などと、実に簡略に述べているだけであるが、この成田空港の建設をめぐる紛争こそ、日本がいかに愚劣な国家・社会になったかを、雄弁に物語る重大事件なのである。
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シナ侵略主義を跳ね返せ
- 2013年5月 1日 21:38
- 時評
『月刊日本』2013年5月号 羅針盤 2013年4月22日
『「反日」中国の真実』という本がある。講談社現代新書の一冊で、三月二十日付の発行。著者は読売新聞の中国総局長である加藤隆則記者で、なかなか興味深い内容が盛り込まれている。本書の特色は、発行が新しいこともあって、昨年の尖閣問題をめぐる、虐日国家テロがしっかりと取り上げられていることである。また中共側の各種の人物に直接インタビューした結果も盛り込まれていることも注目できる。
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政府・自民党による「主権回復記念日」の正体
- 2013年4月18日 22:41
- 時評
「主権回復を目指す会」は、文字通り現在の日本には主権が存在しないとの立場であるから、主権回復記念日という発想そのものと、特にその祝日化には、極めて強い疑問を抱いてきた。それについての私個人の基本的見解としては、すでに三年前に「『主権回復記念日』の重大な誤り」という文章を書いているので、ここでは繰り返さない。
政府は3月12日の閣議で、4月28日に「主権回復記念日」の式典を、政府主催で開催することを決定した。場所は憲政記念館で、天皇皇后両陛下も出席されるという。自民党は昨年の総選挙の際の総合政策集で、「政府主催で4月28日を、『主権回復の日』として祝う式典を開催」と明記していた。同じく開催することを約束した、「建国記念の日」や「竹島の日」の式典は「封印」したが、「主権回復記念日」の方は、一応今年限りということであるが、政府が主催する形で立派に行われるわけである。
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韓国の国際政治力・対外宣伝力は明らかに優れている
- 2013年2月28日 20:10
- 時評
2月12日のIOC理事会で、2020年のオリンピックから、日本が大いに得意なレスリングが外されたと言うので、このところ大きな騒ぎになっている。除外対象の種目は、レスリング・近代五種・ホッケー・カヌー・テコンドーの五競技であったが、レスリングが指定されたのである。レスリングの除外は、まだ最終決定ではないらしいが、注目されるのは韓国の、国際スポーツの世界における政治力である。
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シナ人に完全に屈服したマハティール
- 2013年1月23日 23:40
- 時評
朝日新聞は昨年の中共における虐日国家テロの勃発以後、頻りに中共擁護の論陣を展開しているが、それが最もよく表れているのが、オピニオン欄の長文のインタビューであろう。特に外国人を起用して、いかにも客観性があるように演出するのが、なかなか気の利いた手法と言える。つい最近1月15日にそこに出てきたのが、元マレーシア首相のマハティールである。題して「ルックイーストはいま」。正式な名前は、マハティール・ビン・モハマドと言うらしい。聞き手は機動特派員・柴田直治であり、マハティールの著書や発言に基づいて質問している。
このインタビューのポイントは二つあり、それは二つの見出しに端的に表現されている。
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野田首相の功績は甚大である
- 2012年12月21日 17:43
- 時評
総選挙で自民党が大勝し安倍内閣が誕生しようとしている。この安倍内閣の誕生は、いろいろと思わぬことの積み重ねの結果であった。人間はすぐに以前のことは忘れてしまうから、ともかく記憶にとどめておこう。
まず最初に、昨年8月に民主党の代表に野田氏が選ばれて、首相に就任したことである。それ以前、菅直人首相は外国人献金問題で辞任寸前であったが、東日本大震災の勃発で一命を救われ、その後居座り続けていたものがやっと交代したのである。
次に今年の9月、自民党の総裁選で、安倍氏が選出されたことである。地方党員に支持が多かった石破、党の長老に担がれた石原を抑えて、議員による投票で選出された。この背景にどういう事情があるのか、いまだに明確ではないが、安倍総裁は可能性としては低かったのではないのか。
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アメリカ兵の暴力に怒り狂い、シナ人の暴力には沈黙する日本人
- 2012年11月10日 11:12
- 時評
沖縄でまたアメリカ兵による暴力事件が発生したと、マスコミは大騒ぎをしている。事件というのは11月2日の未明に、沖縄県読谷村の古堅というところで、アメリカ兵が飲み屋で酒を飲んで暴れ、同じ建物の三階の民家に侵入して、寝ていた子供の顔を殴り、テレビを蹴って壊したというものである。アメリカ兵はその後逃げようとして窓から転落、大けがをして海軍病院に運び込まれた。
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「虐日偽善」という精神の麻薬に狂う村上春樹
- 2012年10月19日 13:18
- 時評
今回の中共における虐日国家テロに関連して、少し前になるが、作家・村上春樹が朝日新聞に一文を寄せたことが話題になった。それは9月28日の朝刊一面トップで、「魂の道筋 塞いではならない」と題して報じられ、寄稿文そのものは、3面に全文が掲載されている。
それは日本の書籍が中共の書店から追放されたことに、大きなショックを受けて書かれたものらしい。文化の交流とは魂の行き来する道筋であるであり、長年にわたって苦労して築き上げてきたものだから、一時の感情に駆られて、それを閉ざしてはならないというのである。
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「反日デモ」ではない、国家権力による虐日テロである
- 2012年10月 7日 08:11
- 時評
日本政府の尖閣国有化を根拠として、9月11日から約一週間にわたって行われたシナ人による、反日・虐日行動は、一般に「反日デモ」などと呼ばれているが、それは実態・本質を理解しない、あまりにも間違ったネーミングである。日本人を襲撃して傷つけ、日本企業の工場を焼き討ちし、商業施設で略奪を尽くしたのであるから、明らかにテロというべきものである。しかも、民衆の行動でもなんでもなく、国家権力が企画・演出・実施したのであるから、国家権力による虐日テロと呼ばなければならない。
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侵略国家が侵略するのは当たり前だ、何の不思議もない
- 2012年9月19日 02:32
- 時評
尖閣諸島を日本政府が国有化して、中共では反日大暴動が起きている。日本の中でも、今回の事態を引き起こしたのは、石原東京都知事の購入提案ためで、それまでの安定的状態を壊したとの解説が、マスコミなどでされているのが目に付く。しかし歴史を客観的に眺めてみれば、尖閣獲得は周到に計画された、中共の一貫した戦略の一部であることは、容易に分かることである。
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国家意識・民族意識を完全に喪失した日本人
- 2012年9月12日 10:00
- 時評
今回の尖閣列島の巡る日本と中共の紛争で、中共はまたしても巨大な外交的成果をあげた。それは二つのことから明確に断言することができる。一つは石原都知事が計画した尖閣諸島の実効支配が、日本の国家権力によって完璧に潰されたことであり、もう一つは中共駐在の日本大使が襲撃され、日本国旗を強奪されたことである。
まず都知事が企てた尖閣の都による購入は、多額の寄付金が集まったにも拘わらず、国が都による上陸調査を拒否し、地権者が都ではなく国に売却することに決定したことによって、夢まぼろしとなってしまった。つまり所有者は国になっても、今まで通りの放り出し状態にすることであり、石原都知事の構想した実効支配の実現は完全に潰えた。
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中共の戦争責任・戦後責任に完璧に目を閉ざす韓国
- 2012年9月 4日 22:21
- 時評
前々回でも朝鮮戦争を取り上げたが、この戦争はベトナム戦争と並んで、第二次世界大戦後のアジアにおける大戦争であった。したがってアジアは決して冷戦時代ではなく、熱戦時代であったのであり、冷戦という言い方はあくまでも、欧米中心の見方なのである。しかもベトナム戦争は完全に終わっているのに、朝鮮戦争は現在も休戦状態のままであり、終結していないのである。しかし朝鮮戦争は、あたかも忘れられた戦争になっているのは、まことに奇妙なことと言わざるをえない。
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韓国は中共による日本侵略の手先となる
- 2012年8月21日 20:21
- 時評
最近、日本を巡る領土問題が急速に悪化している。しかも注目すべき点は、中共・ロシア・韓国といった関係国が、まさに申し合わせたように、足並みを揃えて対日攻勢をかけてきていることである。もう一つ重要なことは、それは領土問題だけではなく、日本を意識的に貶める歴史問題とリンクしていることである。中共・韓国との歴史問題は今に始まったことではなく、30年前、1982年の第一次教科書事件から始まっているが、ロシアの場合も、日本に対して数年前からしきりに歴史問題を言い出していたことは、殆ど注意されていなかった。それはまさに、領土問題で攻勢をかけるための準備であったのだ。このあたりが現在の日本人の、驚くほど鈍感な点である。
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朝鮮戦争の悲惨な実態が、少し明らかになった
- 2012年7月19日 15:20
- 時評
二年ほど前、私はこのブログで、「朝鮮戦争の真実が明らかにされるべきである」という文章を書いたことがある。7月8日の朝日新聞朝刊に、ようやくその一端を取り上げた記事が掲載されている。
それはソウルの中野晃記者によるもので、見出しには「虐殺語る遺骨 慰霊なき放置」「『北の協力者』数十万人、軍など処刑」「朝鮮戦争の暗部、政権黙殺」とあり、リードの部分は、「朝鮮戦争のとき、韓国の軍や警察に虐殺された民間人の遺骨が大量に放置されている。国立慰霊公園の建設は進まず、地中に埋まる遺骨の発掘も中断したままだ。自国の暗部を明るみに出すことに消極的な保守系の李明博政権の姿勢が背景にある」とある。日本に対しては、戦前・戦中の朝鮮人の遺骨の返還を熱心にせまる韓国であるが、自国において大量の遺骨が放置されているわけである。
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オウム軍事集団の直接的な源流は極左軍事テロ集団である
- 2012年6月30日 20:35
- 時評
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中共製の北朝鮮ミサイル運搬車問題が予言する日本の未来
- 2012年6月16日 14:50
- 時評
6月13日、朝日新聞の一面トップに、「中国、北朝鮮に軍用車両」「安保理決議に違反 昨年8月 日米韓が把握、公表せず」という記事が現れた。今年4月15日、北朝鮮の軍事パレードに登場した、巨大なミサイル運搬車が、中共製のものであることは、すでに当時から確実視されていたが、それが全くに事実であることが確定したのである。それにもまして重要なことは、昨年の段階で日本が明確な証拠を掴んでおり、しかもそれが完全な安保理決議違反であるにもかかわらず、米韓も含めて中共に配慮して、事実を公表しなかったことである。
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自民党による亡国政治の歴史を、徹底的に検証しなければならない
- 2012年5月 5日 00:50
- 時評
石原慎太郎東京都知事が、4月16日(日本時間17日)アメリカのワシントンで、東京都による尖閣諸島の購入を言明してから、また尖閣問題が大いに注目されている。尖閣諸島を巡る日本と中共との紛争の経緯は、4月28日に産経新聞に掲載された、同紙の論説委員・石川瑞穂氏による「領土保全を怠ってきた政府」と題する記事に、要領よくまとめられていて、尖閣問題を理解するためには非常に参考になる。
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中共では巨大燃料タンクが日常的に空から降ってくる
- 2012年4月15日 14:05
- 時評
日本で大騒ぎしたのは、ロケットの破片などが落下し、被害が出ることを心配したためであったが、世界第二の経済大国である中華人民共和国(略称・中共)では、ロケット打ち上げの落下物による被害など、幾らでも起っていることなのである。しかしこの重大な事実は、日本では一般に殆ど知られていない。
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シナ人によるヨーロッパへの経済侵略の現状
- 2012年3月13日 17:56
- 時評
最近の産経新聞と朝日新聞に、ヨーロッパに対するシナ人の経済侵略の実態が報じられている。極めて重要な事実であるが、余りと言うより殆ど注目されていないようなので、まとめて紹介しておきたい。
産経は、1月28日のロンドンの木村正人記者による、「中国マネー欧州席巻」「英ビッグベン買収観測も」という記事、朝日は2月26日の北京の吉岡桂子記者による、「欧州インフラ中国の胃袋に」「英で水道、ギリシャで港 揺らぐ国債より魅力的?」という記事である。朝日にはもう一つ3月5日にも、伊東和貴記者・沢村亙記者による、「欧州に『中国化』の波」「工場進出・インフラ投資、続々」「安い原料・賃金 急成長」「安保面で警戒感も」という記事があるが、これは主として後で取り上げることにしよう。
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現実に横行する韓国人・シナ人による少女買春
- 2012年2月29日 23:55
- 時評
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シナ人の土地買収に超鈍感な日本の国と政治家
- 2012年2月14日 23:47
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森喜朗元首相による、自民党に対する興味深い批判的発言
- 2012年1月17日 01:33
- 時評
一月十三日の産経新聞に、「単刀直言」欄として自民党の元総理大臣・森喜朗氏に対する、インタビュー記事が掲載されている。このインタビューでまず注目されるのは、森氏自身は自民党の元首相ではあるが、自民党の現状に対して厳しい見方をしている点であろう。それは産経新聞に同日に掲載されている、同じく自民党の首相経験者・中曽根康弘氏の「転換への挑戦」と題するコラムと比べるといっそう良く分かる。
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トンデモ国家・北朝鮮を存続させている国際構造
- 2011年12月23日 00:10
- 時評
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ブラジル日系人の現実が予告する日本の未来
- 2011年12月 6日 21:48
- 時評
その第一回目の内容は、なかなか衝撃的であった。世界中で日系人は300万人いて、その半分の150万人を占めるのが、ブラジル日系人であるというから、最大規模でかつ典型的な日系人社会であるといえる。ただしそのブラジル日系人社会に、現在大きな変化が起こっている。それは端的にいってしまえば、日系人社会の崩壊である。
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アメリカの東アジア回帰は本当か?
- 2011年11月21日 22:06
- 時評
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産経新聞の優れた辛亥革命論
- 2011年10月21日 22:52
- 時評
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9.11テロ事件を口実に歴史を逆流させたアメリカ
- 2011年9月16日 23:53
- 時評
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ノルウェーのテロ犯人による日本に対する大いなる誤解
- 2011年8月20日 14:15
- 時評
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日本人がすっかり忘れている日本人による無差別テロ
- 2011年8月 4日 20:11
- 時評
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日本罪悪史観で日本人を洗脳し続ける朝日新聞
- 2011年7月19日 02:21
- 時評
林の活動については第一回で、「徹底した聞き取り調査で、公害や朝鮮人強制連行など民衆を苦しめた『影』の部分を明らかにしてきた」と、大矢がまず紹介していることから、林の活動の傾向は知られるが、林がそうなった原体験として、第二回で出てくるのが、父親の死亡の原因である。父親は神社の神主だったが、「反戦思想の持ち主」で、「炭鉱から逃げてきた朝鮮人をかくまっていた」ために、特高の拷問により衰弱死したのだという。
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シナ人の侵略イデオロギーに全く無知な韓国人
- 2011年7月 4日 15:47
- 時評
最近、中共政府が朝鮮の民謡アリランを、国家無形文化財に指定したことで、韓国側が反発しているという。この件については他紙にも取り上げられているが、6月24日の東京新聞では、ソウルの辻渕智之記者がかなり詳しく報じている。それによると、中共が6月10日に中共吉林省の延辺朝鮮族自治州に伝わる、朝鮮人の民謡アリランを、少数民族の文化を尊重するとして、国家の無形文化財に指定した。
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露骨なまでに隷中体質を証明した朝日のアジア安保会議報道
- 2011年6月20日 17:49
- 時評
最近中共の海洋軍事行動が再び盛んとなり、日本の大震災とそれに伴う原発事故の隙を狙うように、日本近海の東シナ海では、6月の8日・9日と連日に渡って確認された。ただし今回の軍事行動の主要な舞台は南シナ海で、とくにベトナムとの紛争が拡大してきている。
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シナ人は鯨を食べ始めるだろう
- 2011年6月 3日 06:23
- 時評
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中共が狙っている東北地方の水産業
- 2011年5月18日 11:46
- 時評
それは大震災が発生した際、女川町の水産加工会社で働いていた中共からの研修生を、日本の経営者が急いで避難させ、しかし自らは津波の犠牲者になってしまったからである。この人物については、その後、中共のマスコミでも大きく報道されて、その行動が賞賛されているという。つまり温首相としては、女川町を訪れてこの人物を称えることによって、昨年の尖閣事件で傷ついた両国の関係を、一挙に修復しようとする目的があるに違いない。
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アメリカによる日本裏切りの象徴・アザデガン油田
- 2011年5月 6日 22:26
- 時評
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中共もロシアも、これから幾らでも原発を建造する
- 2011年4月17日 10:58
- 時評
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シナ人は日本の大震災をどう見ているのか
- 2011年4月12日 15:23
- 時評
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ちっとも「みんなで」やっていない計画停電
- 2011年4月 6日 16:29
- 時評
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大震災報道で再確認したマスコミの異常・腐敗
- 2011年3月28日 02:07
- 時評
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東日本大震災はシナ人による対日経済侵略の一大画期になるだろう
- 2011年3月21日 18:43
- 時評
最も重大なのは、日本の経済に与える影響であろう。一般には殆ど注目されていないことだが、日本の経済はこの十数年ほど全く成長しておらず、活力を喪失した停滞状態にある。そこに今回の大震災が直撃したわけであるから、復興需要と言う要素があるにしても、大幅な経済的な後退は避けられないと、覚悟しておくべきであろう。
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中共のジャスミン革命が4週連続で不発に終わったことの意味
- 2011年3月16日 10:27
- 時評
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パンダはシナ人によるチベット侵略の象徴である
- 2011年3月10日 16:22
- 時評
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中共の軍備増強に関する朝日の目覚しい報道犯罪
- 2011年3月 6日 02:07
- 時評
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前原外相の中共に対する凄まじいばかりの腰抜け振り
- 2011年2月28日 16:29
- 時評
この記事は4ページの「政治」欄に出ているもので、この記事の次にニュージーランド地震の被災者家族を、政府専用機に乗せなかったことを、前原外相が陳謝した記事が載せられている。これも同じ25日の記者会見で述べたことであるが、両方の記事とも無署名である。
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鳩山「方便」発言に「驚きあきれる」朝日社説に、私は驚きあきれてしまう
- 2011年2月18日 18:31
- 時評
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精神エネルギーの完全欠乏症、日本人は精神的に死んでいる
- 2011年2月14日 16:45
- 時評
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これは利用できる、加藤紘一に対する武大偉の発言
- 2011年1月20日 18:03
- 時評
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シナ人が国家意識・民族意識を持っていないわけがない
- 2011年1月12日 11:20
- 時評
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「北京大本営報道」に明け暮れる朝日新聞
- 2011年1月 5日 15:48
- 時評
極く最近の例では、12月27日の朝刊で、「検証 中国の海洋戦略」と題する、全二ページに渡る大型記事を掲載して、中共の海洋戦略の全般について解説している。そこではカラーの地図で、例の第一列島線・第二列島線を示し、中共から第一列島線を抜けて太平洋・インド洋に出る、九つの出口を丁寧に説明している。また、米太平洋軍のウイーラント司令官へのインタビューも載せている。
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人権問題で中共を増長させてしまった責任は欧米先進国にある
- 2010年12月21日 19:49
- 時評
伊東記者はまず、欠席が約三分の一に及んだ、「割れた国際社会の対応は、中国の勝利と言えるのか」と問題を提起して、次のように相互に異なる二つの見解を紹介する。「オスロ国際平和研究所のハープウィケン所長は『中国を筆頭に、人権という西側諸国の価値観に挑戦するイデオロギー圏が現れてきたのではないか』と分析。一方、国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチの担当者は言う。『中国の強引な反発の仕方は国際社会でのイメージをさらに悪くした。長期的に見れば、中国が失ったものは少なくないはずだ』」。簡単に言えば、前者が悲観的な見方で、後者が楽観的な見方になるだろう。私は、完全に同一ではないが、前者と基本的に同じ見方である。
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結構有効だった中共によるノーベル平和賞授賞式の踏み絵
- 2010年12月16日 02:00
- 時評
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今の自民党に必要なのは、過去の所業に対する徹底的な自己批判である
- 2010年12月 7日 13:24
- 時評
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尖閣事件と連動している北朝鮮の韓国砲撃
- 2010年11月30日 16:21
- 時評
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尖閣事件で証明された「日中友好」の完璧なる破産
- 2010年11月19日 21:59
- 時評
そのほかにも今回の尖閣事件の関連で、注目されなければならない問題は沢山あるが、その中でも重要な一つとして、いわゆる「日中友好」運動の完璧な破産があると思われる。1949年に中共が成立して以後、今までの約60年間に、中共は基本的に一貫して、「日中友好」を建前として掲げてきた。今回の事件で、中共はそれを明らかにかなぐり捨てたと言わなければなら無い。しかし日本人は、そのことが明確に認識できていないらしい。
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日本国家の面目はとっくに丸潰れになっている
- 2010年11月13日 11:40
- 時評
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サルコジ・フランス大統領、中共に対して再度の屈服
- 2010年11月 7日 22:07
- 時評
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10・17秋葉原デモを「報道」してしまった朝日新聞
- 2010年11月 2日 15:11
- 時評
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尖閣事件に関する安倍元首相の極めて優れた発言
- 2010年10月28日 19:22
- 時評
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「核心的利益」が明確に予告する日本民族の滅亡
- 2010年10月18日 19:14
- 時評
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フジタ社員の解放に喜ぶだけの奴隷根性
- 2010年10月13日 20:13
- 時評
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尖閣事件報道における産経新聞のすさまじい裏切り
- 2010年10月 8日 21:57
- 時評
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中共の国家戦略を全く理解できないお間抜け日本人
- 2010年10月 4日 01:46
- 時評
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白痴民族は必然的に滅亡する
- 2010年9月28日 19:47
- 時評
今回の事件を領土問題であると発言して、失笑を買った女性大臣がいるが、これは明白な我が国の領土を一方的に侵犯されたのであるから、領土問題などであるはずが無い。ではこの問題の本質は、一体何であるのか。今回の事件について、殆ど指摘されていないことがまことに不思議であるが、他国の領土を強奪しようとしているのであるから、これこそ正真正銘の侵略問題であるに決まっている。
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読売新聞による能天気で亡国的な社説
- 2010年9月18日 20:51
- 時評
まずフランスでは、ブルカ禁止法案が成立したこと、昔はジプシーと言っていたロマ人を、その故郷と言われるルーマニアに強制送還つまり追放したこと、重罪を犯した移民の国籍剥奪を検討していることが、挙げられている。
ついで「移民や少数派に非寛容になったのはフランスだけではない」として、9.11テロ以後、欧米諸国でイスラム教徒を見る目に、「恐怖と猜疑心が加わった」とする。 オランダやハンガリーでは極右政党が大躍進し、ブルカの禁止はベルギーやスペインでも主張され、「ロマ人追放にはイタリアも乗り出した」。歴史の反省に熱心なはずのドイツでも、「イスラム教徒移民やユダヤ人に対する差別発言を繰り返した連邦銀行理事」が出現し、ついに解任された。
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ロシアが主導する「明治のときから日本悪者」史観
- 2010年9月12日 18:15
- 時評
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歴史問題を利用した日本のインフラ輸出に対する妨害謀略
- 2010年9月 4日 22:57
- 時評
吉富裕倫記者によるこの記事では、冒頭に「米カリフォルニア州下院は25日、高速鉄道計画の入札参加企業に、戦時中の捕虜輸送などへの関与情報を明示するよう求める法案を可決した。州上院も可決しており、州知事が署名すれば成立する。日本やフランスなどの外国企業が参入を目指す鉄道商戦に、戦後補償問題が影響する可能性が出てきた」と、述べられている。
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岡本行夫氏の自分を忘れた日本批判
- 2010年8月23日 20:00
- 時評
この中で岡本氏は、「傾きつつあるニッポン」と題したパラグラフで、日本の外交的地位の凋落振りを、熱心に語っているのが注目される。司会者の「国際的地位も下がって」との誘いに対する岡本氏の発言を、少し長くなるが以下に紹介しておく。
「冷戦後は国際経済構造も一変した。日本はグローバリゼーションの急速な進展を今も十分に理解していない。対応もしないから、どんどん地位は下がっている。国際会議に行くと如実に感じます。言及される国は、中国が50回ならインド20回、韓国2、3回。日本はゼロという感じです。深刻です。
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日本人の「戦争の反省」はいかにデタラメであるか
- 2010年8月16日 19:40
- 時評
私の限られた印象であるが、今年のマスコミの戦争報道から感じられるのは、新聞は比較的地味で、テレビのほうが熱心ではないかと思われることである。特に新聞では、普通考えられるのとは逆で、朝日新聞が思いのほか低調であり、一方熱心なテレビの方では、NHKの報道量の多さが目に付いた。この理由は、一貫して精神侵略者の手先として活動してきた朝日新聞は、「精神侵略の完成」という日本の現実を適確に認識しているのに対して、NHKはまだそのあたりが良く分からずに、「戦争は悲惨だ」報道に邁進しているのだろう。
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核兵器廃絶運動は絶対に無くならない
- 2010年8月10日 23:18
- 時評
毎年八月初旬となると、広島・長崎への原爆投下が話題になる。とくに今年はアメリカ大使が、記念式典に始めて参加したこともあって、朝日新聞などは熱心な報道をしている。その主張するところは、要するに核兵器の廃絶であるが、私は人類が核兵器を廃絶できるとは、到底思えない。歴史は元には絶対にもどらないのであって、一旦手に入れてしまったものを、この世から失くすことはできないのである。
よく言われるのは、人間が作り出したものだから、人間が廃絶できないわけが無い、との台詞であるが、これくらい人間の傲慢さを、端的に表している言葉もないだろう。こうゆう事を安直に言える人は、核兵器を単なる物とだけ捉えて、電化製品の廃品のように処分すれば良いと考えているようだ。しかし物、物体としての核兵器を無くすことができたとしても、問題は核兵器を作り出す知識と技術なのである。この形の無いものは、無くすことはできない。もし無くすとしたら、その知識を持っている人間を、皆殺してしまわなければならないが、そんなことはできないだろう。また今後、世界はエネルギー不足のために、原子力発電所が爆発的に増加することが確実であるが、そうなれば核分裂に詳しい技術者が大量に生み出され、その人たちの中には、私的に原爆製造に乗り出す人が出てくるかもしれない。
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民族独立をめぐる歴史上最大のダブル・スタンダード
- 2010年8月 5日 20:28
- 時評
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死刑だけが国家権力による殺人ではない
- 2010年8月 1日 09:58
- 時評
朝日新聞の報道によると、この心変わりは法務官僚による、粘り強い説得の成果であると言う。だとすれば菅総理大臣の場合の、財務官僚による教育によって、消費税大賛成に転じたのと、全く同一のパターンであり、ここでも政治主導の化けの皮が、見事に剥がれてしまったわけである。
しかしそもそも、法務大臣が執行命令書に書名しないで、死刑確定者が溜まっていることこそが異常なのである。死刑確定者は、今回の二人を除いても、まだ107人も存在しいている。刑事訴訟法には、判決確定から六ヶ月以内に執行するように、定められているのだから、何のことはない、法治行政のトップにある法務大臣自ら、法律を守っていないのである。まことに笑うべきデタラメであり、それが自民党政権時代から、続いてきたのである。これでは我々は、まじめに法律を守ろうとする気になれない。
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欧米人権主義のシナ人に対する完全なる敗北
- 2010年7月22日 19:52
- 時評
この記事によると、ドイツは中共との経済関係が拡大して、両国の間の貿易額は、イギリス・フランス・イタリア三カ国の、中共との間の貿易額を合計したものに匹敵する。しかも現在、ギリシャの経済危機などで、ユーロ圏が動揺している。そのためドイツとしても、中共との経済関係を重視せざるを得ないのだという。
そこで朝日によれば、「会談後には両国の関係当局・企業間で環境保護やトラック生産など10の協力文書の調印式が行われた」。今流行の、首脳が外国を訪問するときに、商売のために経済人が同行するやりかたである。その10項目なかの一つとして、毎日と産経が具体的に紹介しているのが、トラックの生産である。ドイツのダイムラーと中共の福田汽車が合弁会社を設立して、年間10万台のトラックと4万5000台のディーゼルエンジンを、北京で生産する。両者の投資額は、63億5000万元(約820億円)に達する。
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白痴国家日本の象徴としての成田空港
- 2010年7月18日 03:18
- 時評
この成田スカイアクセスの開業については、朝日新聞は17日の夕刊で、一面トップに大型記事を掲げて報道しているが、例の「成田新幹線」に関しては、全く触れられていない。若い人々は殆ど知らないようであるが、成田新幹線とは、成田空港の建設に当たって計画された、都心と空港を結ぶ中核的なアクセスであったが、反対運動に会って実現できなかったものである。新幹線であるから、他の新幹線と同様な線路と車両を使用するもので、連絡時間は30分を予定していたから、今度開業した成田スカイアクセスよりも更に早いのである。最も異なるのは都心側の駅で、スカイアクセスは日暮里駅だが、成田新幹線は東京駅を想定して、現実に駅の予定地も確保していた。それが東京駅の南側になる、現在は京葉線の地下駅となっている場所である。実現していたら、成田空港は決して不便な空港ではなかったのである。
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日本の混迷は政治以前の魂の問題だ
- 2010年7月13日 22:51
- 時評
菅首相は敗北にもかかわらず、というよりも結果が判明する以前から、手回し良く続投を宣言し、選挙の直接的責任者の幹事長も辞めさせていない。この辺のやり口は、なかなか巧妙なものがある。少なくとも、九月の民主党代表選挙まで粘って、八月十五日や日韓併合100周年の八月二十二日に、かの悪名高い村山談話と類似する声明などを発表して、後世に名を残したいと企んでいるのかも知れない。千葉景子議員はものの見事に落選したのに、法務大臣を続けさせているのも、同様な悪だくみの一環ではないのか。
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スポーツだけナショナリズムの異常
- 2010年7月 6日 23:37
- 時評
サッカー報道における、マスコミの張り切りぶりは、実に異常なほどであった。ただしその報道の質すなわちレベルは、極めて低いものであった。同じことを何度も何度も繰り返す大量報道が行われた。それはワイドショー的な番組だけでなく、純粋なニュース番組でもそうだった。成績の結果を報道するだけでなく、事前の盛り上げ報道も実に多かった。ワイドショー的番組が少ないNHKに、かえってそのような傾向が強く現れていた。その裏側では、採り上げるべきニュースが、多々あったにもかかわらず、切り捨てられていたのであろう。一年前の、酒井法子の覚せい剤報道を思いだした。
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「冷戦」体制の「崩壊」という二重のウソ
- 2010年7月 3日 05:35
- 時評
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朝鮮戦争の真実が明らかにされるべきである
- 2010年6月30日 00:28
- 時評
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日米安保から日中安保へ、ご主人様の交代
- 2010年6月22日 11:23
- 時評
始めのほうの現状分析は、表題から分かるように、安保体制が中共の飛躍的な軍備増強によって、弱体化・無力化しつつあることを、さまざまな事例を挙げて説明している。それとは直接関係無いが、この記事の最後のほうには、日本の安全保障政策を考えるために、防衛政策大綱策定に向けてつくられた、首相の私的な諮問機関「新たな時代の安全保障と防衛力に関する懇談会」なるもので行われている、具体的な議論が紹介されている。これがなかなか、興味深い。「激論」と表現されているそれは、いわく、「中国には抑制的にならず、言うべきことをはっきりさせるべきだ」「露骨な反中国意識はマイナスだ。良好な対中関係を表面的には維持している米国への配慮が必要だ」「米国はイラクやアフガニスタン問題で余裕がなくなっている。日本は自己完結的な対応が求められる」。二番目の、アメリカに配慮して中共に強く出られないと言う心理構造は、現実の日米中関係を見事に表現しているのかもしれない。
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中共は日米安保体制に大賛成である
- 2010年6月18日 15:26
- 時評
この60年安保問題が、なぜこれほど盛り上がったのか。その原因は、まず安保条約があると戦争に巻き込まれるから危険だ、とする基本的理解があった。更に直接的には、国会における審議のやり方が強行採決であって、それが民主的ではないとの批判が極めて強かった。それが岸首相個人に対する憎悪となり、国会を取り巻いたデモ隊は、「岸を倒せ」と絶叫した。しかし私の考えでは、さらにもう一つ重要な原因があったのではないかと思われる。それは反米ナショナリズムである。当時は敗戦後まだ15年しか経っていない時点であり、左翼でなくとも反米意識はそれなりにあった。にもかかわらず、それをストレートに出しにくかったために、安保反対のエネルギーとして噴出したと、考えられるのである。
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カルデロン問題が証明する日本国家の白痴性
- 2010年6月15日 02:22
- 時評
取材した場所は、ミンダナオ島の町リロイ、ルソン島バターン半島の町オリオン、同じくルソン島の町アンヘルスの三箇所である。これらは別個の家族であるが、約三年前に強制送還されたことと、日本に居たときには横浜に居住していたことが共通している。
リロイの子どもたちは、男15歳・女13歳・男12歳の三人兄弟で、すべて日本で生まれて育ち、横浜の公立小学校に通っていた。フィリピン人の母親は、横浜に居たときに家出し、父親はマニラに出稼ぎに出て、祖母と一緒に暮らしている。弟のアルフィーは現在言葉で苦労し、現地語も日本語も水準に達しない、「ダブル・リミテッド」状態であると言う。兄のジョマールは言葉で苦労したがなれてきて、「ハイスクール3年の1学期の成績は48人中1位」であった。女の子のマリアは、記者に日本語の本を読んでくれて、「普段使っていないにもかかわらず、日本語力の衰えを感じさせなかった」。
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菅内閣誕生の茶番劇と鳩山政権の巨大な負の遺産
- 2010年6月11日 17:26
- 時評
そもそも鳩山辞任表明演説が、実にふざけたものであった。国民が聞く耳を持たなくなったと、自己の甚だしい失政は棚に上げて、責任を他に転嫁した。特に辞任の理由にしたのが、普天間問題と政治と金の問題の二つであるが、普天間問題はとにかく、政治と金の問題は、総理大臣も幹事長も、政権担当以前からの問題であって、いまさらそれを辞任の理由に挙げること自体が、国民を馬鹿にしていることになる。そして辞めるなら、総理大臣や幹事長という役職だけでなく、国会議員そのものを辞めるべきである。鳩山元総理は、次期総選挙に出馬しないと言ったようだが、今すぐ小沢氏を道連れに、国会議員を辞めれば良いではないか。なお、この演説の中に、例の超悪質議員である小林議員の名前も出していたが、それなら北海道が地元である自分の力で、一日も早く辞めさせるべきなのだ。
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捕鯨・イルカ漁批判という精神テロと戦わない日本人
- 2010年6月 7日 16:17
- 時評
ところで、暴力によるテロと、言論によるテロとの相違はなんだろうか。それは暴力によるテロは、明確な刑事的犯罪を犯すから、犯人を捕まえることができるが、言論のテロのほうは、「言論の自由」という金看板に守られて、捕まえることができないと言う点である。言論のテロは、形の無い日本人の精神を虐殺しているからである。それどころか、言論テロリストは、良心的人間として持て囃されさえする。ただし日本が攻撃されている、捕鯨とイルカ漁に関しては、それを行う人間の邪悪な企てを、まだまだ解明しなければならないので、以下私なりに整理して考えてみたい。
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鳩山政権とマスコミ、友好関係の証拠
- 2010年6月 3日 17:10
- 時評
そもそもこの政権の成立そのものが、マスコミの巨大な応援によっていた。「政権交代」のスローガンの下に、選挙後の各党の議席数を予測した報道が繰り返され、それに影響された有権者が、その通りの結果を出した。現実には、議席数ほどの格差が投票数にあったわけでは全くないが、民主党の圧倒的勝利になった。小泉時代の郵政選挙と同様の、ポピュリズム、衆愚選挙であり、ちょうど裏返しにしただけである。
したがって、産経新聞のような例外はあるが、マスコミ全体としては、朝日系メディアを中心として、鳩山政権に基本的に好意的であったと言える。その証拠は幾つもあるが、まず問題を起こした人物が、全くその地位を去らなかったことが挙げられる。その筆頭は、言うもでもなく鳩山・小沢コンビであり、最後に首相による幹事長の道ずれ辞任となったが、両人の金銭問題については、一応追求の姿勢は見せるものの、真剣さが欠けていた。
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代替フロン報道の奇々怪々
- 2010年5月31日 22:44
- 時評
代替フロンとは、オゾン層を破壊すると言って、以前しきりに批判されたフロン(これを「特定フロン」と言うようだ)に代わって、冷媒などに使われるようになった物質なのだが、これが二酸化炭素以上に地球の温暖化を促進するとして、すでに京都議定書で削減の対象になっているらしい。毎日新聞によると、代替フロンの一種であるHFC(ハイドロフルオロカーボン)23は、二酸化炭素の1万4800倍の温室効果があり、PFC(パーフルオロカーボン)318は、約1万倍の温室効果があるのだそうである。
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政治の再生のためには自民党時代の検証が是非とも必要だ
- 2010年5月27日 22:14
- 時評
ところで「失われた10年」とは、バブル崩壊後の10年間、すなわち1990年代のことを言うが、永谷氏は少し前から、「もう四半世紀あまり」と言っていることが重要であろう。今から四半世紀、25年前と言えば1985年である。この年に起った日本の運命にかかわる重要事件は、例のプラザ合意である。これによって円は急速に騰貴してバブルが発生し、ついで崩壊した。それでも90年代前半は経済成長していたが、半ばから以後現在まで十数年間に渡って、日本の経済は全く成長していない。これはすべて、アメリカの経済攻撃に対して、日本の政治家・官僚が全く無能であり、マスコミや言論人もその実態を隠蔽してきたからである。
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二回の大戦、フランス・イギリスの戦死者数の意味
- 2010年5月20日 14:46
- 時評
ところで、第二次世界大戦の犠牲者数において、イギリスとフランスの犠牲者が案外少ないことは、余り注意されていない事実であると思う。それはとくに、第一次世界大戦の場合と比較してみると分かりやすい。第一次世界大戦と第二次世界大戦とは、部外者である日本人には、ピントこないかも知れないが、ヨーロッパの歴史で考えてみると、極めて密接な関係がある。まずこの二つの大戦の間は、約20年の間隔しかない。第一次大戦は1914年に始まって1918年に終わり、翌年19年にヴェルサイユ講和会議が開催された。それから20年後、1939年に第二次世界大戦は始まっている。第二次大戦後、もう65年も経ってしまったが、20年といえば日本では平成の御世、世界ではいわゆる冷戦崩壊後の期間に過ぎない。
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ナチスドイツと戦おうとしなかったイギリス・フランス
- 2010年5月16日 12:57
- 時評
したがって、ソ連が各国の中で最大の、2700万人という犠牲者を出したというのも、それほどウソではないだろう。そしてソ連がいなければ、イギリス・フランスだけではもちろん、それにアメリカが味方しても、決してナチスドイツに勝つことはできなかったに違いない。その意味でよく言われる、第二次大戦はファシズムに対する、自由主義・民主主義の勝利だとの評価は、明らかにウソである。一方の主役ソ連は、共産主義国家、つまり左翼全体主義国家だったのであり、自由なき共産主義国家であったからこそ、膨大な犠牲を払うことが可能であったのである。
今回の式典の最大の問題は、大戦の初期の段階でソ連はナチスドイツと完全に結託し、東欧を侵略してベルサイユ体制を破壊したのであり、その点でナチスドイツと全くの同罪であると言う、紛れもない歴史的事実を、ロシアが懸命に隠蔽したことである。そしてその歴史事実を歪曲する目的で開催された一大イベントに、欧米諸国、アメリカ・イギリス・フランスが、やすやすと参加してしまったことである。ただし、欧米諸国が軍隊まで参加したことについては、その背景として、ロシアに対して欧米諸国側に一定の弱みがあったからではないかと、私は推測する。一つは先に述べた、これまでナチスドイツ打倒におけるソ連の功績を、正当に評価してこなかったことである。そしてもう一つが、大戦の初期段階における、欧米諸国とくにイギリス・フランスがとった、実際の行動にあるのではないかと思われる。
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ロシアの対独戦勝65周年式典の大謀略が、今度は日本を直撃する
- 2010年5月13日 07:38
- 時評
赤の広場の軍事パレードには、ロシア軍だけではなく、旧ソ連の独立国家共同体の軍隊が参加し、ともにナチスと戦ったと言うことで、アメリカ・イギリス・フランスの軍も、初めて参加したのは、極めて注意すべきである。さらにロシアとはカチンの森事件という歴史的因縁のある、ポーランドの軍隊まで、65年ぶりに参加したと言う。
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あっと言う間に消えて無くなった米中対立
- 2010年5月10日 18:50
- 時評
今から僅かに二三ヶ月以前、つまり2月・3月の頃には、しきりに米中の対立ということが言われた。例えば、2月6日の産経新聞の一面トップの記事には、リードに「協調路線を掲げるオバマ政権の下で静穏に推移してきた米中関係が、にわかに緊張を増してきた。両国は今や、気候変動、グーグル、台湾・チベット、人民元、イランの5つの戦線で角突き合わせ出している。対立は国益を超え、理念の領域にまで広がっており、激化しそうな雲行きだ」と述べている。 確かにダライ・ラマは2月18日にオバマ大統領と会見したし、グーグルは3月22日に中共から撤退した。台湾への武器売却も行われるのだろう。しかしそれによって、米中の対立が激化したなどということは、現在全く起っていない。気候変動問題については良く分からないが、米議会が熱心だった為替操作国認定も先送りされたし、イラン問題でも協調しようとしている。私は従来から、米中は結託していると考えていたから、別に不思議とも何とも思わないが、米中対立をしきりに強調していた人々の、現在における見解を聞いてみたいものである。
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言論による巨大テロ組織としての朝日新聞
- 2010年5月 6日 02:22
- 時評
いまから23年前の1987年5月3日、西宮市の朝日新聞阪神支局で、小尻知博という若い記者が何者かに殺された。この事件は犯人が不明のままで解決していないが、朝日新聞は毎年必ずこの事件を回顧する報道を行っている。テロで殺された人間は、朝日の記者ばかりではないのだが、それらの事件を回顧する報道が殆ど行われていないのは、実に奇妙である。いくら小尻記者は身内だと言っても、テロによる暴力を憎むのなら、他の事件も積極的に回顧すべきではないのか。
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日米安保条約では防げないシナ人による人口侵略という直接侵略
- 2010年5月 2日 17:09
- 時評
最近いわゆる保守の人々の中でも、外国人参政権問題の真の危険性、そしてその問題の中核がシナ人であることが、ようやく理解されるようになってきた。私は今から5年前に、「外国人参政権問題の本命はシナ人だ」と題する文章を、『国民新聞』(2005年4月)に発表したことがあるが、その当時は全く反応が無かった。
ただし保守なる人々のこの問題に対する理解は、まだまだ不十分だと私には思われる。例えば、先日別冊宝島として出版された、『外国人参政権で日本がなくなる日』という小冊子で、田母神俊雄さんが「外国人参政権法案は、我が国に対する間接侵略の第2段階」と言い、また「現在は情報戦が中心の、間接侵略の時代」とも言っている。このような現状認識は、果して正しいのだろうか。
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「主権回復記念日」の重大な誤り
- 2010年4月26日 09:08
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青海省は全部がチベットで、さらに中共領土の四分の一がチベットなのである
- 2010年4月18日 12:06
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シナ人による日本侵略という外国人問題の根本的性格
- 2010年4月11日 18:31
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中共による日本人死刑囚まとめて処刑の目的
- 2010年4月 4日 14:48
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由紀夫の頭は腐っている・民主党による正真正銘の腐敗政治
- 2010年3月29日 22:30
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人種差別撤廃条約の本当の危険性
- 2010年3月21日 20:53
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日本の歴史は400年で区切ると分かりやすい
- 2010年3月14日 20:59
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国母問題再論 全く理解されない教育問題という本質
- 2010年3月 7日 22:43
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捕鯨批判では誤魔化せないオーストラリアの巨大すぎる原罪
- 2010年2月28日 12:26
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朝日の中共報道から日本人が学ぶべきこと
- 2010年2月21日 23:22
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超ミニスカートで破壊される女子生徒の貞操観念
- 2010年2月14日 18:23
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小沢騒動、結局は思ったとおりの国策不起訴
- 2010年2月 8日 00:37
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民族主義者を自称する民族の裏切り者・中曽根康弘
- 2010年1月31日 22:49
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これとは別に27日には、このシリーズの一環として、中曽根元首相と金泳三元大統領への、「私の『日韓』」というインタビュー記事も掲載されており、この中曽根へのインタビューがなかなか興味深い。この中で中曽根は、「私は民族主義者だから、韓国の民族主義も理解していた」と言っている。
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ハイチの歴史から日本人が学ぶべきこと
- 2010年1月25日 15:13
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朝日が報道するシナ人による人口侵略の実態
- 2010年1月17日 18:06
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経済だけの国が経済すら駄目になって久しい
- 2010年1月10日 10:31
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シナ人の悪逆非道が罷り通る暗黒の世界
- 2010年1月 3日 19:52
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権力亡者のピエロ、最高実力者としての小沢一郎の正体
- 2009年12月28日 04:25
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小沢一郎・亡国政治家の本命が権力を握った
- 2009年12月20日 11:05
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オバマ演説の支離滅裂
- 2009年12月14日 15:08
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拉致被害者は遠からず帰還するのではないか?
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民主党とマスコミはなぜ仲が良いのか
- 2009年11月29日 17:09
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G2と言う名の米中の癒着・野合
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歴史問題の病根は共産主義ではない
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保守の根本原理 何から何を守るのか
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ナショナリズムの必要性
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